日本式の「食の無駄」、生活の質(zhì)への高い要求が背景―中國メディア

Record China    2013年2月3日(日) 8時(shí)30分

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1日、最近中國では食べ物を無駄にすることへの批判が繰り広げられている。寫真は江西省のレストラン。

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2013年2月1日、最近中國では食べ物を無駄にすることへの批判が繰り広げられている。経済発展により人々の生活水準(zhǔn)が大幅に向上するに伴い、大多數(shù)の中國人にとって食べ物はすでに貴重なものではなくなり、食べ物を無駄にする現(xiàn)象も次第に深刻化している。だが、食べ物を無駄にすることは経済発展に必然的に伴うものなのだろうか?人々の生活が豊かな日本ではどのような狀況なのか見てみよう。

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人民網(wǎng)の東京駐在の記者は都內(nèi)の一部飲食店を取材した。繁華街のある中華料理店はおいしいうえに手軽な値段なので、食事時(shí)以外の時(shí)間帯も來客が絶えない??亭摔膝单楗戛`マンもいれば、家族連れもいる。単品で注文することもセットメニューを選ぶこともできる。使用済みの食器から見て、全ての客が料理をきれいにたいらげているようだ。

店長は「日本人は無駄をせず、とても節(jié)約的だ。ぴったりの量を注文し、絶対に殘さない。私が中國にいた時(shí)は、みんなで一緒に食事をするとたくさん料理を注文し、無駄が多かった。日本ではそういうことはまれだ」と語った。

やはり日本人は通常食べ物を無駄にせず、食べる量だけ注文するようだ。では何がそれを可能にしたのか?店長が言うように、大部分の日本人は食べ物を無駄にすることに罪悪感を覚えるのだ。

中國國內(nèi)のいわゆる「公費(fèi)飲食」は日本にもある。政府機(jī)関や企業(yè)?団體は付き合いや接待を行う必要もある。だが接待費(fèi)には厳格な予算基準(zhǔn)がある。會(huì)計(jì)業(yè)界に勤めるある日本人によると、契約締結(jié)や感謝を示すために接待する側(cè)が多くの料理を注文することがあり、全く無駄がないということはないが、通常は事前に綿密な計(jì)畫を立てるので、過度の無駄にはいたらない。また、「公費(fèi)飲食」でも食事をする個(gè)人はたしなみ上も、できるだけ食べ物を無駄にしないようにする。

■日本人の食卓における節(jié)約

取材と観察を通じて、日本社會(huì)の食卓節(jié)約意識がどこから來るのかを総括した。これは教育、審美、飲食習(xí)慣、交際方式の面から説明できる。

【飲食習(xí)慣】伝統(tǒng)的な日本料理は魚やご飯が中心で、通常小皿に分けられ、量も多くなく、無駄はあまり出ない?,F(xiàn)代の日本社會(huì)では食は次第に多様化し、洋食や中華料理も多い。大部分のレストランはセットメニューを用意している。セットメニューには利點(diǎn)が多く、便利で衛(wèi)生的と言える。何人で一緒に食事をしても、1人1人に料理が出され、食べるのに便利だ。日本レストランでは回転テーブルはまれだ。また、セットメニューは価格や分量が一目瞭然で節(jié)約的だ。高級レストランのコース料理は順番に運(yùn)ばれ、客が1つの料理を食べ終わって初めて、次の料理が出される。持ち帰り用に包んでもらうのも簡単で、衛(wèi)生上の心配もない?,F(xiàn)在は結(jié)婚披露宴などもてなす場でもコース料理形式を選ぶことがある。中國にとってこうした宴會(huì)形式は參考になるかもしれない。

【審美】日本はどこも清潔できれいに整っている。飲食面でも外面を比較的重んじる。日本料理は口當(dāng)たりだけでなく、見た目も重んじる。運(yùn)ばれてきた料理は蕓術(shù)品のようで、食後に皿やグラスがテーブルに散らかっていては余りに審美感に反するのだ。

【交際方式】日本では親戚や友人、同僚と一緒に食事をすると會(huì)計(jì)は割り勘にするか、上司や年長者が少し大目に払うのが普通だ。戀人同士でも大部分は割り勘だ。こうした交際方式によって、面子や張り合いの問題を避けることができる。もちろん食べる分だけ注文するし、見栄を張ることによる無駄遣いを避けることができる。

【教育】教育も食卓における日本人の節(jié)約の根源だ。家庭教育でも學(xué)校教育でも、節(jié)約が求められる。この面では中國人はまだ長い道のりがあるかもしれない。

■日本式の食べ物の無駄は生活の質(zhì)に由來

ここまで日本人が普段食べ物を無駄にしないことについて書いてきた。では日本では食べ物を無駄にすることはないのだろうか?私たちが把握した狀況から見て、実際は決してそうではない。日本では食品加工工場、スーパーマーケット、レストランの廚房、家庭の冷蔵庫に食べ物の無駄が見られる。日本はどの業(yè)界も競爭が激しい。これは農(nóng)産物、食品加工業(yè)も同様だ。商品の競爭力を高めるために、農(nóng)産物の大きさや品質(zhì)は厳しく選択される。例えば一部の野菜や果物は形が良くないというだけで排除されるし、食品加工工場では肉の見た目を良くするため、多くの切れ端が取り除かれる。また、日本では食品衛(wèi)生?安全面の要求が厳しいため、食品加工業(yè)者は衛(wèi)生上の問題が起きないよう品質(zhì)保証期間を短めに設(shè)定し、スーパーの多くの食品も期限上の問題で捨てられている。このほか、日本は生鮮食料品が多い。一部レストランでは料理の味を保証するため、元々変質(zhì)していない食材も捨ててしまう。家庭の冷蔵庫でも無駄は見られる?,F(xiàn)在の家庭用冷蔵庫は大型化しており、時(shí)間を節(jié)約するため一度にたくさん買って冷蔵庫に保存する人が多いが、食べ忘れて無駄にしてしまうことがしょっちゅうある。また、地震など非常時(shí)に備えた保存食も大きな無駄となっている。

これはたぶん、生活の質(zhì)への要求が高まった後に生じた無駄だろう。だがどうあろうとも、これも無駄だ。こうした食べ物は別の形で利用できるかもしれない。技術(shù)者や関係者は良い方法を見つけてもらいたい。解決が急がれる食の無駄の問題に立ち戻ろう。中國國內(nèi)では「親戚や友人が一緒に食事をするのは雰囲気を楽しむためで、料理を注文するにもそんなにいろんなことを考えていては、けちくさく映る」という聲をよく耳にする?!肝幕芜`いに過ぎない。中國人は太っ腹で豪放なことを尊ぶが、日本人はけちくさ過ぎるんだ」と言う人もいる。だがこれはまぎれもなく誤った認(rèn)識だ。ひたすら太っ腹で豪放であることは、実は単にがさつであることが多い。文明レベルの高い社會(huì)ほど、個(gè)人が配慮すべきことは多い。他者の感じ方、公共の秩序、共有する環(huán)境、これらは社會(huì)の構(gòu)成員一人一人が配慮する必要のあることであり、秩序ある社會(huì)を築くうえでの重要な要素でもある。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/TF)

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