香港特別行政區(qū)政府は2019年2月27日付で、2018年における香港の域內(nèi)総生産（GDP）は前年比3％増の2兆8453億1700萬香港ドル（約40兆1500億円）だったと発表した。中國メディアの澎湃新聞は同日、広東省深セン市の年間GDPは初めて香港を超えたと紹介した。

深セン市はすでに2018年GDPは前年比7．6％増の2兆4221億9800萬元（約40兆300億円）だった。澎湃新聞は2018年の香港ドル?人民元の平均為替レートを適用すれば、香港の2018年GDPは人民元では2兆4000億9800萬元だったと指摘。広東?香港?マカオのグレートベイエリアで、深センは経済規(guī)模の最も大きな都市になったと論じた。

なお、異なる通貨を用いる地域のGDPなどの比較では、どの時(shí)點(diǎn)の為替レートを用いるかで結(jié)論が異なる場合がある。これまで、深センのGDPは2017年の時(shí)點(diǎn)で香港を超えていたとする報(bào)道もあったという。

澎湃新聞によると、深セン市統(tǒng)計(jì)局は2017年のGDPについて、「特定の日の為替レートで計(jì)算すべきでなく、年間平均のレートで計(jì)算すべき」と主張し、同年時(shí)點(diǎn)では、深センGDPは香港よりも低かったとの見方を示したという。（翻訳?編集/如月隼人）