2019年2月26日、新華社は、中國卓球協(xié)會が東京五輪に向けてコーチ陣に非常に厳しい考課基準(zhǔn)を設(shè)定したことに関する評論記事を掲載した。

記事は、同協(xié)會が25日に東京五輪に向けた新たな戦略體系の構(gòu)築を発表するとともに、ナショナルチームコーチ陣のリストを明らかに、さらに「史上最も厳しい」とされる考課、賞罰體系を設(shè)けたと紹介。そして「総指揮者」である劉國梁（リウ?グオリアン）同協(xié)會會長に至っては年間の報酬がゼロになる可能性さえあるとし、このような厳しい措置を取るのは異例だと伝えている。

そのうえで、これまで圧倒的な強(qiáng)さを誇ってきた中國卓球界が近年他國?地域の選手にその地位を脅かされるようになっており、特に日本は張本智和、伊藤美誠、平野美宇などが次々と中國の有力選手を倒していると説明。「全體が日本を応援する東京五輪の試合會場で、中國選手がライバルの攻勢をしのぐことができるか、現(xiàn)狀では疑問符を付けなければならない」とした。

そして、今回発表された考課體系で規(guī)定されたのは「大會で優(yōu)勝しなければポインとが加算されない。目標(biāo)に到達(dá)しなかったチームのコーチ陣は降格し、チームメンバー全體が基本的な報酬を半減させられる」といった內(nèi)容で、特に劉氏については自ら「男女いずか一方でも基準(zhǔn)をクリアできなければ、年間の報酬をすべて返上する」という大きな條件を課したと紹介している。

記事は「中國卓球代表はこれまで、愛國主義、集団主義精神を発揮してきた。今回の措置がこれほど厳しいのは、自ら退路を斷ち、中國卓球代表が最後に勝利するという揺るぎない決心を示すものに他ならない」と評した。（翻訳?編集/川尻）