日本の統(tǒng)治に抵抗して起きた1919年の「3?1獨(dú)立運(yùn)動(dòng)」から100周年の1日、韓國の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)はソウルで開かれた記念式典で演説で、日本批判を控えた。韓國メディアは2019年3月2日付で、「韓日関係が冷え込む中、韓（朝鮮）半島の平和のために両國が協(xié)力する必要があることを強(qiáng)調(diào)したとみられる」と報(bào)じた。

式典會(huì)場(chǎng)となった光化門広場(chǎng)は、2016年秋に樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)（當(dāng)時(shí)）の弾劾を求める「ろうそく集會(huì)」が開かれた場(chǎng)所だ?！??1獨(dú)立運(yùn)動(dòng)」の記念式典が行われるのは初めてで、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府によると「主権在民を示す象徴的な場(chǎng)所」との理由で選ばれたという。

韓國政府は政府ソウル庁舎と別館、世宗文化會(huì)館、教保生命ビルなど広場(chǎng)周辺の建物外壁に大型の太極旗（韓國の國旗）を掲げ、広場(chǎng)の一帯を一つの巨大會(huì)場(chǎng)のように演出。約1萬人の參加者は正午に一斉に萬歳を叫び、100年前を再現(xiàn)した。

2018年の就任後初の記念式典は「歴史の現(xiàn)場(chǎng)」として抗日運(yùn)動(dòng)家らが投獄された「西大門刑務(wù)所」跡で開催。文大統(tǒng)領(lǐng)は演説で日韓が2015年末に解決で合意した慰安婦問題について「解決していない」として日本側(cè)の対応を非難し、竹島（韓國名?獨(dú)島）の「韓國領(lǐng)有」も主張した。

今年の演説で文大統(tǒng)領(lǐng)は「歴史の立て直しこそが重要であり、（日本の統(tǒng)治に協(xié)力した）親日の殘滓（ざんし）清算が課題だ。親日については反省し、獨(dú)立運(yùn)動(dòng)は禮を盡くされるべきだという価値を正しく確立することが親日清算だ」と指摘。一方で「隣國との外交で葛藤の要因をつくろうというのではない。親日清算も外交も未來志向的であらねばならない」「今になって過去の傷をほじくり返し分裂させたり、隣國との外交で葛藤要因をつくったりしようとしているのではない」とも訴えた。

慰安婦問題や元徴用工判決などの日韓の懸案には直接觸れず、「われわれは平和の韓半島という勇気ある挑戦を始めた。変化を恐れず新しい道に入った」と主張し、「新たな100年はこの挑戦を成功に導(dǎo)く100年」と力説?！疙n半島の平和のために日本との協(xié)力も強(qiáng)化する」との方針を示した。しかし、懸案解決の道筋や具體策には言及しなかった。

文大統(tǒng)領(lǐng)の演説について、聯(lián)合ニュースは「前日終了した米朝首脳會(huì)談が合意に至らないまま終了し、南北と米國を中心に進(jìn)めてきた韓半島平和プロセスが試練にぶつかった中、日本が韓半島の平和の建設(shè)的な貢獻(xiàn)者として參加するよう促すメッセージを送ったとみられる」との見方を示し、「専門家の間では韓半島の冷戦終息という『現(xiàn)象の変更』に対し韓日間の戦略的利害が異なることはあり得るとの指摘も出た」として、「日本が否定的な役割を果たさないよう導(dǎo)くことを重視したとみられる」とも論評(píng)した。（編集/日向）