2013年2月4日、華聲在線は、中國(guó)のテレビ界に氾濫している日中戦爭(zhēng)を題材にした抗日ドラマが最近、あまりにも史実とかけ離れた荒唐無稽で低俗な內(nèi)容に変化していると伝えた。

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抗日戦爭(zhēng)の英雄がカンフーの達(dá)人で、素手で日本兵を引き裂くなど、バッタバッタと倒していく。さらには武俠小説のヒーローの霊が降りてきた主人公が、小刀を投げて日本軍の大砲を爆発させ、數(shù)百人の日本兵が爆死する。最近の抗日ドラマで見かけるシーンだ。2012年の1年間でゴールデンタイムに放送されたドラマは200本以上だが、そのうち抗日ドラマが70本以上を占めている。今年に入り、抗日ドラマの勢(shì)いは衰えるどころか、盛んになるばかりだ。中國(guó)?浙江省に構(gòu)えるアジア最大級(jí)の映畫撮影所?橫店影視城の運(yùn)営會(huì)社によると、現(xiàn)在橫店では19本のドラマの撮影を行っているが、そのうちの9本が抗日ドラマだという。

関係者によると、抗日ドラマが増えた原因の1つに視聴者の高齢化がある?？谷榨丧楗蓼细啐h男性に人気があるというのだ。ある腳本家は「抗日ドラマは他のジャンルの作品と比べて書きやすい。制作サイドはとにかく『他と違う、他にはないもの』を求めてくる。だから日本軍との戦闘でカンフーや飛剣を使ったり、日本の女スパイが中國(guó)人將校と戀に落ちたりするんだよ」と話す。

このような抗日ドラマの氾濫について、中國(guó)のネットユーザーたちは「橫店は重慶や延安を超えた。橫店は抗日戦爭(zhēng)の総本部だ！」「『どうすればもっと早く抗日戦爭(zhēng)に勝利できたか』を友人にたずねたら、彼は一言『橫店に行け！』だって」「橫店で死んだ日本兵を並べたら、地球3周するぞ」「現(xiàn)在の抗日ドラマはますます常軌を逸している。水の上を歩いたり、空中で3回転したりして日本軍をやっつけるなんて、本物の抗日戦士が見たらどう思うだろう？」と批判的なコメントを寄せている。（翻訳?編集/本郷）