2019年5月18日、観察者網(wǎng)は、央視財(cái)経の番組內(nèi)容を引用し、酒に酔った男性が高速鉄道の車(chē)內(nèi)で窓をたたき割る事件が発生したと伝えた。

報(bào)道によると14日午後、酒に酔った男性がG146上海紅虹発北京南行きの高速鉄道に乗車(chē)した。列車(chē)が済南西駅近くに差し掛かった時(shí)、男性は気分が悪くなったため、ドアの所に行きドアを開(kāi)けて換気しようとしたが、ドアが開(kāi)かなかった。そこで男性は、自分の座席に戻って窓に備え付けられていた緊急脫出用のハンマーを持ち出し、ドアの窓を破壊し始めたという。

これに気づいた乗務(wù)員が直ちに制止し、警察へ通報(bào)。列車(chē)が北京南駅に到著した際に警察が乗車(chē)して聞き取り調(diào)査を始めた。この時(shí)の調(diào)べに対して男性は、「ハンマーで1度たたいただけだ。換気がしたかった」と述べたという。

酔いが醒めてからの聞き取りに対して男性は、晝から白酒250ccとビール1本を飲んでいたことを認(rèn)め、自分のしたことについて深い反省の意を表明した。記事は、男性について、故意の器物損壊罪の疑いで北京鉄路警察によって強(qiáng)制措置（強(qiáng)制捜査）が行われていると伝えた。

最後に記事は、「『安全で文明的な外出』が何度も強(qiáng)調(diào)されているが、いまだに自己中心的な振る舞いをする人がいる。これは完全に自業(yè)自得だ。法によって厳罰に処し、當(dāng)人の記憶に刻まれることを望む。鉄路警察は鉄道利用者に対し、問(wèn)題発生時(shí)には直ちに乗務(wù)員に助けを求め、高速鉄道の安全裝置に勝手に觸れないよう注意を促している。さもなければ、自分の予定に影響が出るほか、深刻な場(chǎng)合には警察が法に基づき処罰することになる」と警告した。（翻訳?編集/山中）