2013年2月5日、政府當(dāng)局による規(guī)制が何かと多い中國(guó)ドラマ界で“抗日戦爭(zhēng)もの”のドラマが幅を利かせる狀況が続いている。制作側(cè)としては、當(dāng)局による制約が比較的少ないため、どうしても食指が伸びる題材のようだ。これを受けて、ある無(wú)名のエキストラ俳優(yōu)が「これまでに最大で1日8回も日本兵を演じ、絶命した」と発言しており、中國(guó)內(nèi)で話題となっている。

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中國(guó)?浙江省に構(gòu)えるアジア最大級(jí)の映畫撮影所?橫店影視城。ここでは年間150本のドラマ撮影が行われているが、うち約3分の1の作品が戦爭(zhēng)を題材とした作品だという。ここで群衆(zhòng)エキストラを演じる俳優(yōu)の史中鵬（シー?ジョンポン）さんがインターネット界で一躍注目を浴びている。エキストラ稼業(yè)に就いて4年の史さんはこれまで30本もの戦爭(zhēng)ドラマに出演してきたが、その中で200回も日本兵を演じ、多い時(shí)では異なる撮影現(xiàn)場(chǎng)をはしごしながら1日に8回も日本兵として“戦死”してきたという。日本軍人の役に選ばれる秘訣については、「醜い容姿に粗暴な雰囲気が必要」と話している。

これについて、“中國(guó)版ツイッター”と呼ばれるミニブログに、4日付で「こういうドラマを制作する人々は、実際に日本人に接したことなど一度たりともないのだろうな」との聲を寄せた人物がいた?！傅诙未髴楫?dāng)時(shí)、英國(guó)のチャーチル首相が敵軍?ドイツのロンメル將軍を幾度も『偉大な敵將』と稱賛したことをご存じだろうか。過去の日本軍は確かにわれわれに大きな災(zāi)難をもたらしたかもしれない。しかしながら、われわれは最低限の客観的事実と常識(shí)に背を向け、當(dāng)時(shí)の日本兵を十把ひとからげに、どうしようもないろくでなしとして描いてはならない」としている。この人物の祖母は十代の多感な時(shí)期に戦爭(zhēng)を経験しているが、彼女の話によれば、「鬼と言われた日本兵だけれど、みな色白で教養(yǎng)があってかっこよかったのよ」とのこと。日本兵といってもいろいろな人がおり、また、個(gè)人によってはさまざまな受け止め方も存在するということを言いたいのだろう。また、この人物は「他者の知性を侮辱するものは、自らの知性もおとしめているのである」と戒めている。(翻訳?編集/愛玉)