2013年2月5日、間もなく開幕する第63回ベルリン國際映畫祭で、オープニング上映に決まった香港のウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督作品「一代宗師」のチケットが入手困難となっている。新浪網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

今月7日（現(xiàn)地時間、以下同）に開幕する“歐州3大映畫祭”の第63回ベルリン國際映畫祭。同映畫祭では、ウォン?カーウァイ監(jiān)督が初めて審査委員長を務め、その最新作「一代宗師」がオープニングフィルムに選ばれている。

現(xiàn)地で4日午前に発売された「一代宗師」のチケットだが、あるネットユーザーによると3時間半も行列に並び、殘り少ない中からやっとの思いで入手できたという。このほか、期間中に上映される分のチケットについても、販売サイトでアクセスが殺到して不具合が生じたうえ、わずか10分程度で完売。ウォン?カーウァイのネームバリューとともに、前評判の高さが人気を呼んでいる。

ウォン監(jiān)督や主演のトニー?レオン（梁朝偉）とチャン?ツィイー（章子怡）は、映畫祭出席とキャンペーンをかねて、今月3日にまずフランス入りする。映畫を見た現(xiàn)地記者からは、「どのシーンも最高の映像美を追求している」と、驚きと感動の聲が上がっていた。

ベルリンで上映されるのは、中國公開版より15分短縮されたもの。同作には4時間の完全版が存在すると言われるが、ウォン監(jiān)督によるとお蔵入りはさせず、今後必ず公開する予定だという。（翻訳?編集/Mathilda）