中國の労働力減少という“人口爆弾”、2015年頃に“爆発”と予想=GDPの大幅目減りも―獨紙

Record China    2013年2月6日(水) 11時34分

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5日、中國の生産年齢人口が2012年に初めて減少したことが、中國國家統(tǒng)計局が公表したデータから判明した。寫真は2012年11月、遼寧省瀋陽市の公園で運動をする高齢者たち。

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2013年2月5日、中國紙?參考消息(電子版)によれば、中國の生産年齢人口が2012年に初めて減少したことが、中國國家統(tǒng)計局が公表したデータから判明した。15?60歳の人口が345萬人減少し、総人口に占める割合は前年の69.8%から69.2%に下がったという。

その他の寫真

人口構(gòu)造の変化による生産年齢人口の減少は定年退職の年齢引き上げなどである程度は緩和できるが、それにも限度がある。2015年から2020年になるとその影響が顕著に表れ、労働力の減少が明確になると専門家は予測。さらに中長期的に見ると、世界経済や金融市場にも深刻な影響が波及する可能性があると、獨紙ディ?ヴェルは報じている。

専門家は「中國は先進工業(yè)國の仲間入りを果たす前に“高齢化先進國”の仲間入りをしてしまった」とし、「従來の先進國と比べると、中國は10年前倒しで曲がり角に到達してしまった」と指摘している。中國経済の早急な回復を望む聲は強いものの、労働人口が減少するという見通しから、今後も減速が続く可能性もあると、記事は伝えている。2012年の中國の國內(nèi)総生産(GDP)の実質(zhì)成長率(速報値)は7.8%。今後はここから2?3%は目減りすると考えられている。(翻訳?編集/岡田)

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