2019年3月2日、米華字メディアの多維新聞は、中國が推進するシルクロード経済圏構(gòu)想「一帯一路」をめぐり「債務(wù)のわな」や「地域覇権」を指摘する聲があることについて、中國政府の高官が「そのように呼ぶ理由はない」と反論したと報じた。

記事によると、中國で年に一度の全國両會（全國人民代表大會と全國人民政治協(xié)商會議）の開幕を前に、全國政協(xié)第13期第2回會議の記者會見が2日、北京で行われた。

郭衛(wèi)民（グゥオ?ウェイミン）報道官は、中國からの借り入れによる「債務(wù)のわな」を懸念する聲があることについて「一部の発展途上國の債務(wù)の発生要因は複雑であり、歴史的に形成されてきたものだ。中國の投資がこれらの國の債務(wù)に対して占める割合は比較的小さい?！阂粠∫宦贰互抓恁弗Д趣现鳏衰ぅ螗榨椁碎vするものであり、彼らの長期的な発展に有利に働くだろう」と述べた。

中國がこの機會に「地域覇権」を握ろうとしているとの指摘ついては「『一帯一路』は平和?協(xié)力、開放?包摂、相互學(xué)習(xí)?參考、互恵?ウィンウィンの『シルクロード精神』を提唱し、共に話し合い、共に構(gòu)築し、共に享受するという原則を堅持しており、いわゆる『地域覇権』とは少しも関係がない」とした。（翻訳?編集/柳川）