2019年3月4日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、毎年春に行われる大規(guī)模な米韓合同軍事演習(xí)を中止することを発表した背景について、韓國(guó)メディアの報(bào)道を中心に紹介する記事を掲載した。

米國(guó)のシャナハン國(guó)防長(zhǎng)官代行と韓國(guó)の鄭景斗（チョン?ギョンドゥ）國(guó)防相は2日に電話(huà)で會(huì)談し、今年より「フォール?イーグル」と「キー?リゾルブ」の米韓軍事演習(xí)を中止することを決めた。毎年春に行われてきた二つの演習(xí)は、秋に行われている「乙支フリーダムガーディアン」と合わせて米韓3大軍事演習(xí)とされており、いずれも北朝鮮を仮想敵として韓國(guó)軍と在韓米軍、在日米軍、米本土の軍人が參加して大規(guī)模な軍事演習(xí)が展開(kāi)されてきた。

韓國(guó)メディア?ソウル経済によれば、両演習(xí)とも完全に取りやめる訳ではなく、「キー?リゾルブ」は「19‐1演習(xí)」として期間と規(guī)模を大幅に縮小し、「フォール?イーグル」も小規(guī)模部隊(duì)を単位とする機(jī)動(dòng)演習(xí)に切り替えるという。

記事は、米韓両國(guó)の國(guó)防相が、演習(xí)の調(diào)整は朝鮮半島問(wèn)題の緩和を期待するものであるとの見(jiàn)解を示す一方で、今後も演習(xí)や訓(xùn)練を通じて軍事応対體制を維持していく考えであると伝えた。また、両國(guó)メディアからも「米朝首脳會(huì)談後にこの決定が出されたことは、非核化協(xié)議をアシストするためだ」との見(jiàn)方が出ているとした。

一方で、韓國(guó)?ニューシスは3日付の報(bào)道で、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)が2月28日の記者會(huì)見(jiàn)で「私は前から（米韓）軍事演習(xí)をやめるつもりだった。なぜなら、毎回の軍事演習(xí)にかかる費(fèi)用が1億ドル以上だからだ。これは不公平だと感じている。韓國(guó)も費(fèi)用を一部負(fù)擔(dān)すべきだ」と語(yǔ)ったことを挙げ、今年上半期中に行われる11回目の米韓防衛(wèi)費(fèi)分擔(dān)交渉に向けて韓國(guó)に圧力をかけるものだと伝えている。（翻訳?編集/川尻）