2013年2月6日、臺灣メディアによると、尖閣諸島の領(lǐng)有権を主張する臺灣の民間団體「中華保釣（尖閣防衛(wèi)）協(xié)會」のメンバーらを乗せた漁船「全家福號」が先月24日、尖閣諸島の接続水域に侵入した事件について、日米両政府はこれを「挑発行為」とみなし、正式な外交ルートを通じて臺灣當(dāng)局に抗議を申し入れた。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

日米両國との緊張を避けるため、馬英九（マー?インジウ）総統(tǒng)は尖閣諸島の領(lǐng)有を主張する一方、海巡署に対し民間の抗議船の出港を取り締まるよう求めた。これにより海巡署の署長人事にも影響が出るとの見方が有力だ?！溉腋Ｌ枴故录扦?、海巡署の出港中止要請にもかかわらず、「全家福號」は予定通りに出港。さらに中華保釣協(xié)會の黃錫麟（ホアン?シーリン）氏は「尖閣防衛(wèi)のために、臺灣と中國は手を結(jié)ぶべきだ」と主張したことが、日本政府だけでなく米政府の強(qiáng)い不満を招く結(jié)果に。馬英九総統(tǒng)は事の重大さに驚いたようだ。

海巡署の対応のまずさから「全家福號」が出港し、外交危機(jī)を招いたという見方もあるが、海巡署の王進(jìn)旺（ワン?ジンワン）署長についての馬総統(tǒng)の評価は高いため更迭はないとの見方もある。いずれにせよ、海巡署の監(jiān)視は今後強(qiáng)化される見込みだ。臺灣の外交筋によると、臺灣當(dāng)局は米政府との一連の外交交渉のなかで、尖閣諸島の主権を主張し、民間漁船の出港を阻むことは法律上も不可能だと伝えたという。（翻訳?編集/本郷）