韓國で「日本式家屋」の保存をめぐる議論が活発化=ネット「恥ずかしい歴史も韓國の歴史」「プライドはないの?」

Record China    2019年3月6日(水) 8時10分

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5日、韓國?イーデイリーによると、三一節(jié)?大韓民國臨時政府樹立100周年を迎えた韓國で「敵産家屋」の保存をめぐる議論が活発化している。寫真は舊ソウル市庁舎。

2019年3月5日、韓國?イーデイリーによると、三一節(jié)(獨立運動記念日)?大韓民國臨時政府樹立100周年を迎えた韓國で「敵産家屋」の保存をめぐる議論が活発化している。

記事は「敵産家屋」について、「敵産は領(lǐng)土や占領(lǐng)地の中にある敵國の財産または敵國人の財産のこと。敵産家屋は解放後に日本人が一方的に殘して行った家や建物をさす」と説明している。

記事によると、韓國では一般的に「敵産家屋」に対する視線は冷ややかで、「日帝(日本帝國主義)が殘した朝鮮半島収奪の痕跡を消すべき」との主張が多いという。一方、學界では「文化財?shù)膩齻帳ⅳ毪郡岜4妞贰⑷盏郅瑲垽筏壳致预卧^拠を恥辱の歴史が繰り返されないよう教訓の対象にすべき」との聲が高まっている。

韓國で「敵産家屋」は容易に目にすることができる。代表的なものとしては、金泳三(キム?ヨンサム)政府時代に完全に撤去した朝鮮総督府庁舎やソウル図書館(舊ソウル市庁舎)などがある。さらに日本と近い釜山には、昔の日本式家屋が1萬4000軒以上あるという。また最近では文化空間としても注目を集めている。改造して展示スペースやゲストハウス、カフェとして活用されており、「異色の雰囲気」だと若者を中心に人気を集めている。全羅北道群山にあるヒロツ家屋は映畫の撮影地としても使われたという。記事は「批判の中で観光資源として活用されているというのは皮肉だ」と伝えている。

京畿大學のアン?チャンモ教授は「敵産家屋が文化財かどうかという議論は、解放後に親日人的清算ができなかった韓國だけに存在する」とし、「日帝が殘した侵略の証拠を保存し、子孫に伝えるべき」と主張している。ただ「全ての敵産家屋が文化財として価値があるのではなく、歴史や社會的に意味のある建物だけ資格がある」という。

また「文化遺産の価値は現(xiàn)在と未來の世代にどんな教訓を與えるかで決まる」と指摘し、「物的清算を強要して侵略の証拠を消し、過去の悲しみを忘れようと主張する人の底意を疑うべきだ」と批判しているという。

これを見た韓國のネットユーザーの意見も真っ二つに割れている。

保存に賛成するユーザーからは「人との関係も離れれば忘れられるもの。歴史の痕跡を殘し、忘れないようにするべき」「恥ずかしい歴史も韓國の歴史。守って記憶しなければまた繰り返される」「自分に都合のいい歴史だけを記憶することも歴史歪曲(わいきょく)だ」などの聲が寄せられている。

一方、反対するユーザーからは「近代文化遺産として美化してはならない」「文化財=韓國のもの」「古くなって崩れるまで放っておけばいい。なぜ稅金をかけて保存する?」「敵産家屋のどこが優(yōu)れている?韓國の人たちにプライドはないの?」「敵産家屋を保存したところで教訓にならない。いくつかを獨立記念館に展示し、その他はなくすべき」との聲が寄せられている。(翻訳?編集/堂本

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