第一財(cái)経は2019年3月6日付で、米カリフォルニア州の高速鉄道計(jì)畫が大幅に縮小したことに関連して「どうして米國(guó)は高速鉄道を建設(shè)できないのか」とする記事を掲載した。

カリフォルニア州のギャビン?ニューサム知事は2月12日、サンフランシスコとロサンゼルスを結(jié)ぶ高速鉄道建設(shè)について、膨大な資金と時(shí)間を消費(fèi)する非現(xiàn)実的なものとし、同州內(nèi)の高速鉄道計(jì)畫を大幅に縮小することを発表した。

記事は、高速鉄道計(jì)畫はオバマ政権時(shí)代の2008年に住民投票で決定したものであると紹介る一方、建設(shè)決定から10年の間に「より長(zhǎng)い鉄道、より高価でたくさんの高架橋」が必要であるとして建設(shè)コストが當(dāng)初の330億ドル（約3兆7000億円）から倍以上の770億ドル（約8兆6000億円）にまで激増したと指摘した。

交通法が専門であるバークリー大學(xué)のイーサン?エルカンド教授は「これらのプロジェクトは終始十分な資金を確保することができず、最終的な支出は総じて赤字になっていた」との見(jiàn)方を示したという。

記事は、高速鉄道の建設(shè)をめぐって米國(guó)內(nèi)の2大政黨間で意見(jiàn)が異なっていることも、米國(guó)內(nèi)で高速鉄道整備が遅々として進(jìn)まない理由であり、「民主黨は高速鉄道が環(huán)境保護(hù)や気候変動(dòng)対策に有効と認(rèn)識(shí)しているが、共和黨は巨大なコストがかかるうえ、収益性が不透明だと考えている」と紹介した。

記事はさらに、民主黨のオバマ政権期に米運(yùn)輸長(zhǎng)官を務(wù)めたレイ?フラッド氏が「米國(guó)で高速鉄道を建設(shè)するには連邦政府の決心と財(cái)政支援が必要だ。地方政府の大きな決心と財(cái)政支援はそれ以上に必要だ。米國(guó)には當(dāng)然ながら高速鉄道が必要であり、カリフォルニア州の高速鉄道計(jì)畫縮小決定は、明らかにニューサム知事の鉄道プロジェクトに対する長(zhǎng)期的な視野不足によるものだ。私は非常にまずい決定だと思っている」と語(yǔ)ったと伝えた。（翻訳?編集/川尻）