日本から屆いた謎めいた小包―中國紙

Record China    2019年3月9日(土) 12時10分

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7日、中國浙江省の地元紙、都市快報は、同省嘉興市にある水郷の町「西塘古鎮(zhèn)」を旅行して帰國した日本人の若いカップルから、謎めいた小包が屆いたと報じた。資料寫真。

2019年3月7日、中國浙江省の地元紙、都市快報は、同省嘉興市にある水郷の町「西塘古鎮(zhèn)」を旅行して帰國した日本人の若いカップルから、謎めいた小包が屆いたと報じた。

記事によると、西塘古鎮(zhèn)の観光案內所に今月5日、受取人の名前が記されていない小包が屆いた。

中に入っていたのは、若いカップルの笑顔の寫真と感謝の気持ちが中國語と英語でつづられた手紙、そしてチョコレートや蒸気アイマスクなどの贈り物だった。

2人は昨年12月23日、観光案內所を訪ねてきた。ある観光スポットの入場券を購入しようとしたが、手持ちの人民元では足りず、クレジットカードも使えないため、外貨両替ができる銀行を探しているという。

銀行で外貨両替をするには予約が必要だ。2人は、1萬円札のほかに小銭は1600円を所持していたため、観光案內所のスタッフは1600円を100元に両替してあげた。2人は感謝の気持ちを伝えて立ち去った。だが十數分後に再び戻ってきた。

先ほど両替してもらった100元では1人分の入場券しか買えなかったためだ。そこでスタッフ5、6人でお金を出し合い、もう1人分のチケットを買うようにと2人に渡した。2人はぎこちない中國語でスタッフたちに感謝の気持ちを伝えながら、入場券を購入し、手をつないで中へ入っていったという。

2人から屆いた手紙には、可愛らしいイラストとともに感謝の気持ちがつづられていた。観光案內所のスタッフがメールを送り、手紙などを受け取ったことを伝えると、2人からは「ぜひ日本に遊びに來てください。その時は私たちがガイドを務めます」との返事が屆いたという。(翻訳?編集/柳川)

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