中國FC―31ステルス戦闘機(jī)=開発費(fèi)回収には100機(jī)売卻が必要も、自國軍は興味示さず輸出も未定

Record China    2019年3月11日(月) 5時(shí)50分

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中國メディアの新浪網(wǎng)は、瀋陽飛機(jī)工業(yè)集団が開発したFC―31(殲31、J―31)ステルス戦闘機(jī)(寫真)について、中國軍も購入の意向を示さず、國外への売卻も目算が立っていないと紹介する記事を発表した。

中國メディアの新浪網(wǎng)は2019年3月6日付で、瀋陽飛機(jī)工業(yè)集団が開発したFC―31(殲31、J―31)ステルス戦闘機(jī)について、中國軍も購入の意向を示さず、國外への売卻も目算が立っていないと紹介する記事を発表した。開発費(fèi)用を回収するには少なく見積もっても100機(jī)以上を売卻する必要があるという。

FC―31の開発は、軍の意向には直接関係なく、瀋陽飛機(jī)工業(yè)集団が獨(dú)自の企業(yè)判斷で著手したとされる。瀋陽飛機(jī)工業(yè)集団は中央企業(yè)(中國中央政府が資産を保有する國有企業(yè))である中國航空工業(yè)集団の子會(huì)社であり、仮にJ―31の開発がビジネスとして失敗して経営狀態(tài)に問題が生じた場合でも、國がなんらかの救済策を講じるとは考えられるが、會(huì)社上層部の責(zé)任問題などに発展し、中國の今後の航空機(jī)開発に影響を及ぼす可能性はある。

新浪網(wǎng)記事は、FC―31の販売先として、まず考えられるのは中國空軍または中國海軍と説明。しかし、中國軍はすでに、自國で開発されたJ―20ステルス戦闘機(jī)の実戦配備を始めており、2機(jī)種目のステルス戦闘機(jī)導(dǎo)入に言及することは全くないという。

記事は、FC―31の販売先としてはパキスタンに注目。その第一の理由は、パキスタンとインドは厳しい対立狀態(tài)を続けていることだ。そして、インドはロシアと、米國のF―22や中國のJ―20と同じ第5世代ジェット戦闘機(jī)に屬するFGFAを共同開発することを明らかにしている。インドはさらに、第5世代戦闘機(jī)のAMCAを開発する考えも明らかににしている。

パキスタンはインドへの対抗上、トルコが発表した新型のTFX戦闘機(jī)の共同開発者として參加する考えだったという。しかし、TFXは2010年に計(jì)畫が発表されて以來、さまざまな「完成予想図」は発表されたが、具體的な動(dòng)きは見えてこない。新浪網(wǎng)は、TFXはもともと、歐州の技術(shù)に依存する部分が大きく、トルコと西側(cè)諸國の関係が悪化し、さらにトルコがロシアと接近したため、西側(cè)諸國のTFX開発への協(xié)力は「なんとも言えなくなった」と論じた。

また、トルコは2017年末になって改めて、TFXについてエンジンの完全自主開発を含む大膽な修正と、2023年の初飛行を発表したが、パキスタンにとって「そんな悠長な計(jì)畫」を待っているわけにはいかないとの見方を示した。

記事は、パキスタンは結(jié)局、FC―31を購入することになるとの見方を示した上で、瀋陽飛機(jī)工業(yè)集団は同機(jī)開発のために、少なく見積もっても100億元(約1670億円)を投じたとみられ、開発費(fèi)用を回収するには、やはり少なく見積もっても100機(jī)を販売する必要があると主張。

しかし、中國軍が購入せずに輸出だけで100機(jī)を売るのは実に困難と指摘。第5世代戦闘機(jī)の開発について、中國は先手を打ったが、開発計(jì)畫が次々に発表される中で、戦闘機(jī)ビジネスでだれが「果実」を得ることができるかは、なんとも言えないと論じた。(翻訳?編集/如月隼人

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