2013年2月10日、ある中國(guó)人ブロガーが、北朝鮮の金正恩第一書記が中國(guó)に特使を派遣した真の意図を推測(cè)する記事を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫真】

北朝鮮は安保理による制裁決議に反発し、さらなる核実験の実施を表明している?，F(xiàn)在、寧辺の実験施設(shè)の活動(dòng)が活発化しており、実験はすでに開始されているとの報(bào)道もある。米韓は北朝鮮への先制攻撃にも言及しており、半島情勢(shì)は風(fēng)雲(yún)急を告げている。

2月6日、金正恩氏の特使が中國(guó)に到著したとの報(bào)道があった。朝鮮労働黨國(guó)際部門の要人であると言われているが、中國(guó)外交部は詳細(xì)を明らかにしていない。報(bào)道が真実ならば、特使訪中の意図は何だろうか。

中國(guó)は一貫して、朝鮮半島の非核化という立場(chǎng)を取っており、北朝鮮によるミサイル発射の際も安保理で制裁決議に賛成票を投じた。中國(guó)外交部からも北朝鮮大使に警告を発し、報(bào)道官も核実験を取りやめるようコメントしている。北朝鮮の後ろには中國(guó)とロシアがあるが、二國(guó)の支持には変化が生じている。最近、米韓は軍事演習(xí)によって北朝鮮がどれだけ強(qiáng)硬に出られるのか、その限度を探っている。つまり北朝鮮は不確定性のパニック狀態(tài)にあり、金正恩氏は特使を派遣して、中國(guó)による北朝鮮制裁における具體的措置とギリギリのラインを探ろうとしている可能性がある。

北朝鮮は再三にわたって核実験の実施を表明するなど、かなり危険なことをしているようにみえるが、頭がおかしくなってしまったわけではない。金正恩氏が國(guó)民を食べさせていくためには、良好な國(guó)內(nèi)狀況と伝統(tǒng)的同盟國(guó)である中ロによる支持が欠かせない。北朝鮮による核実験実施の表明に、中ロは不快感を示しているが、これまで実験前に進(jìn)んで情報(bào)を流した國(guó)は存在しない。北朝鮮の真の意図とは、米韓に圧力をかけ、次回の會(huì)談でさらに大きな主導(dǎo)権を得ることにある。金氏は各方面からの圧力を感じ取り、特使を派遣して北朝鮮の真の意図を説明する必要があると考えたのかもしれない。

國(guó)際的に孤立する中、米韓は北朝鮮への敵視政策をやめようとはしない。北朝鮮が核を保有することは、米韓からの圧力を脫し、北朝鮮の正?；蚬郡工郡幛问侄韦胜韦?。地上で実験を行おうとすれば、試験場(chǎng)を設(shè)ける必要があるが、米國(guó)の情報(bào)部門の監(jiān)視を受けているため秘密裡に行うことは不可能である。地上でなければ、地下あるいはシミュレーション実験を行うしかない。北朝鮮が実験前に特使を派遣するのは、中國(guó)の態(tài)度と立場(chǎng)を推し量っているからだろう。

現(xiàn)在、朝鮮半島情勢(shì)はいまだ手の付けられない狀態(tài)にはなっていない。金正恩氏は核実験が戦爭(zhēng)を引き起こしたとき、それが金一家の政権にとって何を意味するかを理解しているのかもしれない。少なくとも特使派遣期間中実験を行わないという分析もあるが、中國(guó)も異例の特使訪中によって、中國(guó)が核実験とセットにされる事態(tài)に警戒する必要がある。いつ核実験のボタンが押されるか、それが特使の訪中後となるか、北朝鮮の出方が注目されている。（翻訳?編集/岡本悠馬）