2013年2月8日、米商務(wù)省が発表した最新データから、中國が2012年に世界最大の貿(mào)易國になったことがわかった。年間の輸出入額を合わせた貿(mào)易総額において、中國は僅差ではあるが初めて米國を抜き、首位に立った。日本メディアの9日付の報道を、シンガポール紙ザ?ストレーツタイムズが11日付で報じた。

【その他の寫真】

米商務(wù)省による2012年の貿(mào)易収支統(tǒng)計では、米國の同年の貿(mào)易総額は前年比3．5％増の3兆8628億5900萬ドル(物品における國際収支ベース)。一方、中國稅関総署が先月10日に発表した貿(mào)易総額（速報値）は、前年比6．2％増の3兆8667億6000萬ドル(通関ベース)だった。統(tǒng)計方式が若干異なるものの、39億ドルの僅差で中國が世界首位の貿(mào)易大國となったかたち。中國の貿(mào)易総額は2001年の世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）加入以來、わずか10年あまりでおよそ6倍になっている。

このニュースが中國の大手ポータル?新浪(Sina)に転載されると、たちまち500件を超えるコメントが寄せられた。これを喜ぶ聲も聞かれたものの、「國家の繁栄が末端の庶民に恩恵をもたらしていない」と不満を訴える聲のほうが多く聞かれた。以下、寄せられた具體的な意見。

「よいこと、祝うべきことだ。中國はますます発展する、みんな一緒に努力しよう！祖國のよりよき明日に向かって！」

「光り輝く祖國がこのまま発展して、衰退した米國を遠(yuǎn)く後ろに引き離しますように」

「心が奮い立つね。祖國のさらなる繁栄、富強(qiáng)を！」

「中國経済の発展は確かに相當(dāng)のスピードだ、しかし、內(nèi)には問題も秘めている。今後の安定的な発展に向けて努力したいものだ」

「経済面ではとっくに米國を抜いていたはず。ただ、中國には裏収入?闇収入という統(tǒng)計に含まれないものが大きな比重を占めているからな。それは例えば、汚職官僚や闇勢力の懐に入っていくものだ」

「數(shù)字に惑わされないで。海外メディアに躍らされて、天狗になっている場合じゃない。我々は國民全體で潤っているのか、それとも一部の権力者が潤っているだけなのか。これは我々がいちばんよく理解している」

「こんなの信じられない。末端の現(xiàn)狀を見たらぞっとするはずだよ」

「どんな時代でも、國の富を庶民が享受することはないんだよね」

「國民の平均収入が米國を超えたなら喜ぶけどね」

「中國人ってつまんないな。庶民が平和で幸せに暮らせればそれでいいのに。無用なでたらめ話なんて必要ないのに」

「昔、ある偉人が『「先に富める者から富め」』って言ったよね。だけど、今になっても金持ちは金持ちだし貧乏人は貧乏人のままだね」

「醫(yī)療?教育?住宅、この3つを庶民から奪い取れば、それが國內(nèi)消費(fèi)を膨らませて、內(nèi)需拡大をけん引できるかもね」(翻訳?編集/愛玉)