中國(guó)では全國(guó)人民代表大會(huì)が開催されている。會(huì)期は20日までで、大會(huì)出席のために、全國(guó)から會(huì)場(chǎng)である人民大會(huì)堂のある北京市に集まった代表（議員）の発言が注目される。中國(guó)メディアは陝西省選出の崔栄華議員が「自動(dòng)車免許証制度をなくすべきだ。生體認(rèn)証技術(shù)などで個(gè)人の識(shí)別は可能」と発言したことを伝えた。

陝西省メディアの西安晩報(bào)が19年3月9日付で崔議員の発言を報(bào)じ、その他のメディアも追隨した。

崔議員は、運(yùn)転免許書の番號(hào)は公安（警察）が発行する身分証の番號(hào)を流用していると指摘。さらに通信技術(shù)、ビッグデータ、指紋や顔認(rèn)識(shí)などの生體認(rèn)証技術(shù)で、運(yùn)転者の資格を特定することができると主張した。

崔議員は運(yùn)転免許証の「不攜帯」で反則點(diǎn)や罰金を科せられる人が多いことにも言及。人々の負(fù)擔(dān)を減らすためにも、情報(bào)技術(shù)などを使って運(yùn)転免許証の制度を撤廃するメカニズムは成熟していると論じた。

崔議員はさらに、免許証を撤廃すれば紛失時(shí)などの手続きも簡(jiǎn)略化され、免許取り消しなどの管理も容易になると指摘。また偽造免許証の撲滅にもつながると主張した。

中國(guó)では経済人や學(xué)術(shù)関係の研究者などが全人代の議員に選出されることが珍しくない。崔議員の「本業(yè)、陝西省西安市に本拠を置く世紀(jì)栄華投資控股（世紀(jì)栄華投資ホールディングス）の董事長(zhǎng)（會(huì)長(zhǎng)）。18年3月には西安市の「女性十大経済人」にも選ばれている。（翻訳?編集/如月隼人）