2019年3月10日、解放日?qǐng)?bào)は、韓國の財(cái)閥企業(yè)でパワハラが多い理由について分析する記事を掲載した。

記事は、大韓航空を傘下に置く財(cái)閥「韓進(jìn)グループ」経営者一族によるパワハラについて紹介。趙亮鎬（チョ?ヤンホ）會(huì)長の長女である趙顕娥（チョ?ヒョナ）氏が、14年にいわゆる「ナッツ?リターン」事件を起こしたことや、昨年には次女の趙顕●（●＝日へんに文、チョ?ヒョンミン）氏が広告代理店の社員に、激高して水をかけたことが大きな問題になったと伝えた。

さらに妻の李明姫（イ?ミョンヒ）氏についても暴行容疑があり、「元園蕓職人は過去3年間の間、顔に唾を吐きかけられる、ハサミを投げつけられる、はしごを蹴られて3メートルの高さから落ち膝をケガするなどの暴行を受けたと訴えている。しかし、本人はこれらについて否定している」という。

記事は、「大韓航空の従業(yè)員に対するパワハラは決して個(gè)別の事件というわけではなく、家族経営の大企業(yè)に対する韓國國民の不満は昔からある。韓國語には『カプチル』という単語があるが、これは企業(yè)文化において優(yōu)位性を利用していじめることを指す」と紹介した。

その上で、韓國の財(cái)閥企業(yè)にパワハラが多い理由について分析。大韓航空の元従業(yè)員が「財(cái)閥の成員と普通の従業(yè)員との間には権力と地位に大きな違いがあり、従業(yè)員はパワハラに対して『ノー』という勇気がなく、仕事を続けたければ黙るしかない」という現(xiàn)狀だと述べていることを紹介した。

この従業(yè)員によると、いかにしてパワハラに対処するかが従業(yè)員研修の一部となっており、大韓航空には70ページにわたるマニュアルがあり、どのように趙一家に仕えるかを指導(dǎo)しているという。「家族に対する忠誠がすべてに勝り、従業(yè)員は自主的な奴隷となっている」と企業(yè)の雰囲気について説明した。

韓國の経済學(xué)者の金殷中（キム?ウンジュン）氏は、「財(cái)閥は韓國社會(huì)において重要な地位を占めており、韓國経済の支柱でもある」と指摘。「取締役會(huì)は家族や側(cè)近で固められ、外部からの制限に欠けているため、往々にして権力者はグループを私有物のように見なし、管理方法がゆがんでしまう」と分析した。

また金氏は、「政府による寛容と溺愛が財(cái)閥成長の溫床となっている。韓國政府は法制改革を通して、少數(shù)の株主に多くの権力を與え、より獨(dú)立した取締役會(huì)を作るべきだ」とも述べている。（翻訳?編集/山中）