建築現(xiàn)場(chǎng)で明代の「大砲」発見(jiàn)、責(zé)任者が調(diào)査拒否！？―広東省広州市

2007年3月29日、広東省広州市?文南路の珠江沿い建築現(xiàn)場(chǎng)から、400年近く前の明代のものと見(jiàn)られる、「大砲」が発見(jiàn)された。しかし現(xiàn)場(chǎng)責(zé)任者は、市文物考古研究所職員の調(diào)査を拒否。警察が出動(dòng)する騒動(dòng)が起こった。

この日の午後、市民の通報(bào)を受けた記者は現(xiàn)場(chǎng)を訪(fǎng)問(wèn)。だが、鉄の扉で閉められた現(xiàn)場(chǎng)には入ることは出來(lái)なかった。取材を申し込んでも、反応はなし。現(xiàn)場(chǎng)には市文物考古研究所の職員3人もいたが、閉め出されて困惑していた。

法律では建築現(xiàn)場(chǎng)で遺物が発見(jiàn)された場(chǎng)合、現(xiàn)場(chǎng)を保存し、専門(mén)家による調(diào)査を速やかに行うよう定められている。だがここの責(zé)任者は、工事の一時(shí)停止を求められることを恐れ、調(diào)査を拒否しているようだ。らちがあかないため、研究所職員は警察に通報(bào)。駆けつけた警官にも調(diào)査の受け入れを拒否していた責(zé)任者だったが、20分に渡る説得の末、しぶしぶと許可をした。

見(jiàn)つかった「大砲」は全長(zhǎng)1．7m、直徑25cm、重さ約120kg。砲身には「巡南御史崇禎十七年九月」など、多數(shù)の文字が彫られている。研究所職員は「砲身に文字が彫られているケースは少ない。この大砲は、學(xué)術(shù)的な貴重な価値を持つ可能性がある」とコメントし、調(diào)査を開(kāi)始した。（翻訳?高口康太/編集?饒波貴子）