ニプロは上海市內(nèi)に、同社100％出資の中國統(tǒng)括會社を設(shè)立した。背景に「今まさに重要な局面」との認(rèn)識がある。 / アドバンテストのテスト?システム「V93000 Wave Scale RF」が中國初のAIoTデバイスの量産向けテスト?システムに採用された。 / 沖縄県と深セン市の関連組織がIT分野で提攜する覚書を交わした。

●ニプロ、上海に中國統(tǒng)括會社を設(shè)立

ニプロは上海市內(nèi)に2月27日、同社100％出資の中國統(tǒng)括會社を設(shè)立した。資本金は2000萬ドルで、中國法人の新規(guī)投資や資金管理の統(tǒng)括、管理業(yè)務(wù)の支援、新規(guī)事業(yè)推進(jìn)業(yè)務(wù)などを行う。3月12日付で発表した。

ニプロは中國で、主に醫(yī)療関連とファーマパッケージングの2事業(yè)を展開している。醫(yī)療関連では透析関連を中心に、中國各地に販売拠點を設(shè)立。透析治療に関しては、醫(yī)療保険適用や富裕層の拡大などに伴い、拡大する需要に対して醫(yī)療インフラが不足している。ファーマパッケージング事業(yè)においては主に製薬メーカー向けに醫(yī)薬容器を供給しているが、世界基準(zhǔn)の高品質(zhì)製品の市場導(dǎo)入とシェアの確保が重要になっているという。

ニプロは両事業(yè)とも中國市場を重點市場の一つに位置付けており、今まさに重要な局面を迎えていると認(rèn)識?，F(xiàn)地事情に合った事業(yè)展開の推進(jìn)、迅速な意思決定と業(yè)務(wù)の効率化および経営管理體制の強(qiáng)化を主目的として、當(dāng)?shù)丐说赜蚪y(tǒng)括本部としての本社機(jī)能を有する統(tǒng)括會社を設(shè)立した。

●アドバンテストのテスト?システムが中國初のAIoTデバイスの量産向けに採用

アドバンテストは12日、同社のテスト?システム「V93000 Wave Scale RF」が中國初のAIoTデバイスの量産向けテスト?システムに採用されたと発表した。

テスト?システムは、恒玄科技（上海）（Bestechnic）の設(shè)計による。中國の大手ファウンドリー企業(yè)江蘇長電科技（JCET）が製造し、Bluetooth オーディオSoCチップの評価に用いられる。

JCETでは、AIoTデバイスの量産拡大や、來るべき5G時代の技術(shù)対応のため、今後V93000 Wave Scale RFの増設(shè)を予定する。

●沖縄県と深セン市の関連組織がIT分野で提攜

一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター（ISCO）は12日、広東省の深セン市ビッグデータ研究?応用協(xié)會（SBDA）及び深セン市ソフトウェア産業(yè)協(xié)會（SSIA）と、8日付で相互の國際連攜を図る目的で覚書を締結(jié)したと発表した。

SBDAはNGO組織で、ISCOとSBDAはそれぞれが開催するイベントなどでの相互協(xié)力、雙方が支援する企業(yè)に対するビジネスマッチング支援、スタートアップを支援するための「沖縄?深セン創(chuàng)業(yè)基地（仮稱）の設(shè)立可能性の検討などを行う。

SSIAは産業(yè)政策の代執(zhí)行機(jī)関で、ISCOとSSIAは他國?地域のアクセラレーターとの國際連攜及び計畫の促進(jìn)に関する相互協(xié)力、雙方が開催するイベントなどでの協(xié)力、IT関連技術(shù)?サービス関連企業(yè)の相互交流、ビジネスマッチング、アライアンスの促進(jìn)などを行う。（翻訳?編集/如月隼人）