2013年2月16日、今年の春節(jié)（舊正月、今年は2月10日）の長期休暇も終わりを迎え、各店舗はほくほく顔で売り上げの勘定を始めている。北京晨報が伝えた。

【その他の寫真】

中國商務(wù)部のデータによると、舊暦の大晦日（2月9日）から舊暦1月6日（2月15日）にかけ、重點モニタリング地點となった全國の小売?飲食企業(yè)の売上高は前年同期比14．7％増の5390億元（約8兆850億円）に達した。伝統(tǒng)的な年越し商品が主要市場で人気を博し、無くてはならない需要（食品?衣類など）も安定的に増加した。一方で、食べ物の浪費をなくす「完食キャンペーン」の影響で、ハイエンドな飲食消費はやや冷え込んだ。

▽高級飲食店の売り上げが大幅ダウン

今年の春節(jié)、飲食市場では倹約?節(jié)約が目立ち、派手な浪費が減った。商務(wù)部の統(tǒng)計によると、高級ホテル?高級食材?高級酒の売り上げは大幅にダウンした。浙江省の高級ホテルの売上高は昨年の春節(jié)期間と比べて20％以上下がった。

一方で、年夜飯（年越しの食事）や家族?友人との食事など、一般的な飲食消費は盛況を呈した。春節(jié)期間、天津、湖北、上海、河南の飲食企業(yè)の売上高はそれぞれ前年同期比18．5％増、15．5％増、6．0％増、5．3％増となった。

▽電子製品の売り上げが好調(diào)

消費構(gòu)造を見ると、今年は伝統(tǒng)的な年越し商品であるお菓子、タバコ?酒のほかに、デジタルカメラ、攜帯電話、タブレットPC、一眼レフカメラといった電子製品も人気を集めた。南京市の商業(yè)施設(shè)では、iPadやiPhoneなどのハイエンドデジタル製品の売上高が前年同期比36％増となった。

家電量販店?蘇寧電器のスタッフは「春節(jié)期間中も全店舗が通常通り営業(yè)を行っている。さらに春節(jié)には特価機種の販売や割引セールなどが行われるため、春節(jié)の初日、家電の販売額は大幅に増加した」と語った。

このほか、今年の春節(jié)はバレンタインデーと重なったため、金銀の寶飾品（ジュエリー）市場も消費のピークを迎えた。商務(wù)部のデータによると、全國の小売企業(yè)の寶飾品売上高は前年同期比38．1％増となった。

▽健康?レジャー消費も人気

今年の春節(jié)休暇中、スキーや溫泉、花見などのレジャーにも人気が集まった。

河北省崇禮県にある4カ所のスキー場には1日あたり2萬人以上の観光客が訪れた。湖北省咸寧市の溫泉施設(shè)には予約が殺到した。湖南省炎陵県には10萬人あまりの観光客が訪れた。農(nóng)村の景観が美しい浙江省長興県?安吉県などでも宿泊施設(shè)が軒並み満室となった。

北京、天津、上海、ハルビン、三亜など39の重點観光都市のモニタリングデータによると、春節(jié)休暇中の観光客數(shù)はのべ7600萬人で、前年同期比15％増だった。

海外旅行も引き続き増加傾向を見せ、香港?マカオ?臺灣およびタイ、韓國などが人気の旅行先となった。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/TF）