2019年3月12日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、「中國がボーイング737MAX8を運(yùn)航停止にしたのは、米國の株式市場(chǎng)を荒らすためだ」との意見が出ていることに対して反論する記事を掲載した。

エチオピア航空のボーイング737MAX8が10日に墜落した事故を受け、中國民用航空局（CAAC）は國內(nèi)航空會(huì)社に対し、ボーイング737MAX8の運(yùn)行を一時(shí)停止することを決定した。この決定に対して、米國國內(nèi)から批判的な聲が出ている。

記事によると、チャールズシュワブ証券のジェフリー?クライントップ氏は、「中國がボーイング737MAX8を運(yùn)航停止にしたのは、米國の株式市場(chǎng)を荒らすためで、両國間の貿(mào)易摩擦を激化している」と非難。また、米CNBCのニュース番組の中でも、ボーイング737MAX8の運(yùn)航停止と貿(mào)易摩擦を結(jié)び付け、あるコメンテーターは「航空會(huì)社の航空機(jī)に問題が発生したなら、航空機(jī)の生産國がまず決定を出すべきで、それからその他の國はその決定に倣うべき。中國が米國より先に決定したというのは、その目的を疑わざるを得ない」と指摘したという。

これに対して記事は「米國がいつまでも決定しなかったら、中國人や世界中の人が命の危険を冒して米國の飛行機(jī)に乗らなくてはならないのだろうか。乗らなかったら貿(mào)易摩擦の報(bào)復(fù)になるのだろうか。こんな理屈はあまりに橫暴だ」と反論した。

その上で、「米國人は少し考えれば、このいわゆる『陰謀論』がいかに荒唐無稽かが分かるはずだ。これらの飛行機(jī)は中國が金を出して米國から買ったもので、運(yùn)行停止の損失は中國企業(yè)が負(fù)擔(dān)するものだ」と指摘?！钢袊摔膝堠`イング737MAX8が96機(jī)あり、運(yùn)行停止の損失は大きいが、すべては庶民の安全のため」と主張した。

また、中國民用航空局の李?。ē戛`?ジエン）副局長(zhǎng)も、「運(yùn)行停止は安全上の必要からで、米中間の貿(mào)易摩擦とは全く関係がない」と述べていることも紹介。「米國メディアと専門家は『陰謀論』を使ってわれわれに安全リスクのある飛行機(jī)に乗らせることはしないでもらいたい」としている。（翻訳?編集/山中）