2013年2月16日、中國(guó)新聞社（電子版）は、海外華字メディア各紙の尖閣諸島問題をめぐる日中関係について取り上げ、日中両國(guó)の友好が雙方の戦略利益に繋がり、米國(guó)の「一石二鳥」を防げると知るべきだと報(bào)じた。

【その他の寫真】

臺(tái)灣紙「中國(guó)時(shí)報(bào)」は、最近の日中の活発な動(dòng)きが戦略的なものであると指摘。日本はまず安倍首相の訪米によって勢(shì)いをつけておき、尖閣諸島問題協(xié)議の次のステップのために切り札を作るつもりだ。一方、過去5カ月で中國(guó)は形勢(shì)を逆転し、尖閣諸島海域の巡回を「常態(tài)化」させている。

日本の華字紙「新華僑報(bào)（電子版）」のコラムでは、中國(guó)の軍事力、総合國(guó)力は年々上がっており、中國(guó)は地理的に日本より優(yōu)勢(shì)であり、より主導(dǎo)権を握っていると述べている。

香港紙「文匯報(bào)」は専門家の観點(diǎn)を掲載し、中國(guó)は舊正月期間に海洋監(jiān)視船を尖閣諸島へ派遣したが、これは中國(guó)が領(lǐng)土主権と海洋権益の常態(tài)化維持を決めたことの表れとみている。

シンガポール紙「聯(lián)合早報(bào)」では、朝鮮半島問題や日中の主権紛爭(zhēng)について、早急に相互の信頼関係を構(gòu)築し、誤った判斷を減らすことが必要だと警鐘を鳴らしている。東北アジア、日中、日韓、日朝、朝韓の地區(qū)では、歴史問題が今日の相互関係の障害となっており、邪推を助長(zhǎng)していると指摘する。

臺(tái)灣紙「旺報(bào)」今月15日付のコラムでは、日中友好が両國(guó)の戦略的利益に合致するとしている。尖閣諸島について、米國(guó)は日本に行政権を與えるが主権は與えないという策略で日中両國(guó)を分?jǐn)啶贰ⅰ笣O夫の利」を得ようとしていると解説している。

マレーシア紙「南洋商報(bào)」の14日付コラムは、米國(guó)の意図は尖閣諸島を永久的に日中紛爭(zhēng)の爭(zhēng)點(diǎn)とすることにあると指摘。日中間の爭(zhēng)いが激しくなるほど米國(guó)は利益を得るとした。（翻訳?編集/中原）