2019年3月13日、中國(guó)新聞網(wǎng)は、エチオピア航空機(jī)墜落事故の捜索活動(dòng)に參加した中國(guó)人救助隊(duì)員を紹介する記事を掲載した。

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10日、ケニア?ナイロビ行きのエチオピア航空機(jī)がエチオピア?アディスアベバの空港を離陸後間もなく墜落し、中國(guó)人8人を含む乗員?乗客157人全員が死亡した。中國(guó)の救援隊(duì)員の1人として現(xiàn)場(chǎng)に駆け付けた趙志偉（ジャオ?ジーウエイ）さんはこの事故で友人を亡くした。

現(xiàn)場(chǎng)に到著した趙さんが見(jiàn)たのは、真っ黒な煙が立ち込める光景だった。機(jī)體は見(jiàn)る影もなく、辺り一面に飛行機(jī)の部品が散らばるとともに、犠牲者の遺體や荷物の殘骸が散亂していた。身の毛もよだつような悲慘な光景が広がる現(xiàn)場(chǎng)は、「ほんの少しいるだけで発狂しそうなほど」だったという。

重機(jī)の音だけが響く中、趙さんを含む救助隊(duì)員たちはただひたすらに捜索活動(dòng)を進(jìn)めた。すると、趙さんは4～5歳と思われる子どもの手を見(jiàn)つけた。當(dāng)時(shí)の様子を語(yǔ)る趙さんは、苦悩に言葉を詰まらせた。

その後も廃墟の中で必死に捜索を続ける趙さん。友人の最期を確認(rèn)したい一心だったが、衝撃であらゆるものが木っ端みじんになってしまった現(xiàn)場(chǎng)では手掛かりすら見(jiàn)つからない狀況だった。時(shí)間の経過(guò)とともに周囲に悪臭が立ち込め、頭上にはカラスが飛び回り始めたが、それでもあきらめずに友人の亡きがらを探した。

しかし、殘念ながら友人の顔を見(jiàn)られないまま、3月12日に捜索活動(dòng)は終了。真っ赤に日焼けした趙さんは目に涙をうかべ、むせびながら「犠牲になった友人のために何かしたい、遺品を見(jiàn)つけたいと思ったが、どうしても見(jiàn)つからなかった。非常につらい」と語(yǔ)っている。（翻訳?編集/川尻）