2013年2月17日、中國青年報によると、中國社會における全體的な「信用度」が落ち込んでいる。中國の最高學(xué)術(shù)機関?中國社會科學(xué)院が調(diào)査を行ったところ、「大多數(shù)の人は信用できる」とする人は半數(shù)に満たず、「知らない人でも信用できる」という人は3割だった。

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中國社會科學(xué)院社會學(xué)研究所は北京、上海、鄭州、武漢、広州など主要7都市で1900人を?qū)澫螭巳碎g関係などに関する調(diào)査を行い、その結(jié)果を「中國社會心理狀態(tài)研究報告書2012?2013」としてまとめたが、それによれば、「知らない人は信用しない」と回答した人は7割を超え、相手の階層や業(yè)種が異なるほど信用しない傾向が強かった。

調(diào)査は2000人に満たないものの、社會一般における人間関係の信用度がこれほど低いことを明らかにする調(diào)査結(jié)果は、大きく変わりつつある現(xiàn)代社會の各方面に大きな衝撃を與えている。都市化が進んだことで隣に誰が住んでいるか知らないことも多くなり、粉ミルク汚染事件や染色マントウ事件、下水油事件など數(shù)々の食品偽裝が消費者の食への信用?信頼性を大きく損ねたほか、政府関係機関の情報透明性の低さも影響しているとみられる。

2012年11月に起きた大雪で北京市と河北省張家口市を結(jié)ぶ國道が走行不能に陥った際、北京市延慶県の地元自治體が閉じ込められたドライバーに暖かい弁當(dāng)を差し入れしたところ、多くのドライバーが「だまされるのではないか」との思いから窓を開けず、差し入れを受け取らなかったという。（翻訳?編集/岡田）