2013年2月17日、北朝鮮が3回目の地下核実験を行ったことを受け、少數(shù)の西側(cè)メディアは「朝鮮の行動(dòng)は中國の対朝政策の失敗」と主張している。中國に故意に汚名を著せようとするこうした論調(diào)は、中國の専門家や學(xué)者に一斉に批判され、反駁されている。新華社通信（電子版）が伝えた。

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中國の専門家や學(xué)者は北朝鮮の核実験について、より深く省察すべきは米國だと指摘する。歴史が証明しているように、武力と制裁の脅しは相手國を屈服させられないばかりか、反対にさらなる軍事力の維持?発展へと向かわせるのだ。

■「失敗論」は筋が通らない

中國人民大學(xué)國際関係學(xué)部の時(shí)殷弘（シー?インホン）教授は「北朝鮮は自らの利益に基づいて決定を行ったのであり、中國の意志に照らして事を行うことはあり得ない。朝鮮半島の非核化については、関係國のいずれもが義務(wù)を負(fù)っている。北朝鮮による核実験の堅(jiān)持は、各國の努力がいずれも効を奏していないことの説明にしかならない」と述べた。

清華大學(xué)現(xiàn)代國際関係研究院の劉江永（リウ?ジアンヨン）副院長は「『失敗論』は筋が通らない。一部メディアやネット上の主張は中國をけなしてけしかけるものや、下心あるものだ。対話による問題解決を主張する中國の立場は間違っていないし、堅(jiān)持すべきものだ」と述べた。

中國社會(huì)科學(xué)院米國研究所の陶文●（タオ?ウェンジャオ、●は金へんにりっとう）研究員は北朝鮮の3回目の核実験後に「中國は北朝鮮との経済貿(mào)易関係を維持していることで、中國の対朝圧力は不十分だとか、中朝間の経済貿(mào)易関係は『國連の対朝制裁の大きな抜け穴』などと多くの國々から非難されている。実際には中國は國連決議を厳格に遵守している。國連決議は北朝鮮とのあらゆる経済関係の斷絶を求めてはおらず、中朝関の経済貿(mào)易関係は隣國間の正常な関係だ」と指摘?！钢袊蠂H社會(huì)の責(zé)任あるステークホルダー、核拡散防止條約の締約國であり、世界の核不拡散體制の維持において國際社會(huì)に対して厳かな義務(wù)を負(fù)っている。これも北朝鮮の新たな核実験実施に対して中國が斷固反対する根本的な理由だ。この立場を誤解してはならない」と述べた。

■根源は米朝対立

劉氏は「北朝鮮が核実験で念頭に置いているのは中國ではなく、韓國でもなく、米國だ。この問題において失敗したのは米國、韓國、日本の政策だと言うべきであり、より省察すべきはこうした國々だ」と指摘。「北朝鮮の核実験は、制裁または高圧的政策によって北朝鮮に言うことを聞かせることはできず、北朝鮮は安全な國際環(huán)境と開放的な國際経済政策を與えられなければ強(qiáng)烈な危機(jī)感を抱くという問題を物語っている」と述べた。

中國國際問題研究所の阮宗沢（ルワン?ゾンザー）副所長はこれについて「現(xiàn)在北東アジア情勢は不均衡だ。韓國と日本は米國の核の傘に守られているうえ、自らの軍事力も弱くないので、二重に守られていると言える。一方、北朝鮮の安全保障上の圧力は主に米國からくるもので、核抑止も米國を念頭に置いたものだ」と説明した。

陶氏も「北朝鮮の核問題がこれほど複雑化したのは、米朝両國の60年あまりの敵対関係がもたらした『悪い結(jié)末』の面が大きい」と指摘した。

■正しい道は対話と協(xié)議

時(shí)氏は「北朝鮮核問題解決の鍵は依然、朝鮮半島の非核化をどう推進(jìn)するかにある。様々な試みがまだ進(jìn)展していない今こそ、國連安保理決議に照らして行動(dòng)し、制裁措置を定め、北朝鮮の核兵器開発を制限すべきだ」と指摘した。

劉氏は「歴史が証明しているように、米國と韓國が北朝鮮に対して同時(shí)に『太陽政策』を?qū)g行していた時(shí)、朝鮮半島は多少緩和し、非核化実現(xiàn)について検討する條件が揃っていた。6カ國協(xié)議や対話メカニズムが主導(dǎo)的役割を発揮している時(shí)には情勢は緩和し、その反対の時(shí)にはエスカレートする。これは軍事演習(xí)、制裁、対立に直面すると、北朝鮮は我が道を突き進(jìn)むことを選ぶことを物語っている。これは北朝鮮にとって自らを守るための選択だ」と指摘?！钢袊皮愤M(jìn)めているのは、國連の枠組みの下で、6カ國協(xié)議を推進(jìn)し、話し合いを通じて問題を解決し、朝鮮半島の非核化を促すことだ。この政策は今のところ核問題の解決にはいたっていないが、少なくとも摩擦を激化させてはいない」と述べた。

阮氏は「一定期間の後に各國が外交的接觸を再開することを望む。將來的にはやはり6カ國協(xié)議のような多國間対話メカニズムによって米朝間の不信頼と敵視を解決する必要がある」と指摘。また、「中國は引き続き仲裁と対話促進(jìn)の役割を果たすべきだ。結(jié)局のところ、根本的問題を解決できるのは交渉のみなのだから」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山）