米國(guó)が13日公表した2018年版の人権報(bào)告書について、環(huán)球時(shí)報(bào)は14日、「ますます雑になっている」と題する社説を掲載した。以下はその概要。

米國(guó)が13日に公表した國(guó)別人権報(bào)告書は、中國(guó)の人権狀況を広範(fàn)囲にわたって攻撃している。ポンペオ國(guó)務(wù)長(zhǎng)官は報(bào)告書公表の席で「中國(guó)の人権侵害は『比べ物にならない』」と述べた。

この報(bào)告書は米國(guó)が過去2年間行ってきた「中國(guó)の人権」に対する攻撃の中で最たるものだ。昨年からの対中圧力強(qiáng)化と歩調(diào)が合っており、米政府が中國(guó)の全資源にあらん限りの力で干渉することを示しているかのように見える。

中國(guó)と米國(guó)の人権をめぐる討論はすでに十分になされていて、雙方の言い分は言い盡くされた。ポンペオ氏らが今回、中國(guó)に貼ったレッテルを両國(guó)の外交官は目にしたことがないはずだ。われわれは、中國(guó)の外交官も毎年多くの人の命を奪う米國(guó)の銃撃事件などに関するレッテルを貼るべきではないかと考える。

米國(guó)では毎年、多くの人が不慮の死を迎えているが、米政府が生存権をどれだけ重視しているかは（墜落事故が起きた）ボーイング737MAXの運(yùn)航禁止措置が遅れたことから分かる。

米政府はさらに、貧富の格差拡大を黙認(rèn)し、犯罪撲滅、民族対立の解消に消極的だ。米政府はこれまで人権問題で自ら反省することを拒み、他國(guó)のガバナンスを指図することに熱中してきた。恐らく、過去の功績(jī)にひたって向上を求めない自らの統(tǒng)治ぶりを覆い隠すためだろう。

中國(guó)の全面的発展と人権環(huán)境の整備は、米國(guó)や西側(cè)の批判の聲の中で前進(jìn)を遂げている。米國(guó)の人権報(bào)告は毎年のように「中國(guó)の狀況はまた悪化した」などと述べるが、中國(guó)はここ數(shù)年で人権をめぐる各種條件の刷新を?qū)g現(xiàn)した。

確かに中國(guó)には依然、足りない點(diǎn)がある。一部の特殊な地域で社會(huì)秩序の維持と個(gè)人の権利拡大のバランスをいかにして取るか、まだ答えは出ていない。だが、中國(guó)は人権分野における目標(biāo)を明確に理解している。人権の全面的発展は中國(guó)社會(huì)全體の願(yuàn)望だ。

過去にわれわれは西側(cè)諸國(guó)、とりわけ米國(guó)を羨望の目で見ていた。だが、今日になって目にするのは米國(guó)の身勝手さ、固執(zhí)ぶりだ。米國(guó)の國(guó)別人権報(bào)告書は、今日のわれわれの目にはあれこれ投げ込んだ「ごった煮」のように見える。さらに政府予算の影響だろうか?；镜氖聦gのチェックすら省かれていた。（翻訳?編集/野谷）