2019年3月17日、新浪體育は、2020東京五輪の柔道で採用される中國製の畳について、日本から不満の聲が出ていることに対して反論する記事を掲載した。

記事は、全日本柔道連盟が12日、來年の東京五輪で中國メーカー?泰山（タイシャン）の畳を使用すると発表したことを紹介。この発表に日本國內(nèi)では「なぜ中國製の畳を使うのか。日本のものではないなんて恥だ」「國內(nèi)で行う國技の試合なのに外國のものを使うのか」などの不満の聲が出ているほか、柔道関係者からは、泰山の畳は日本の畳より滑りやすいため、寢技が得意な日本選手に不利だとの聲も出たと伝えた。

しかし記事は、「泰山の柔道畳は早くから國際柔道連盟の審査に合格しており、08年の北京五輪でも使用された。天然畳は高価であるため、多くの國で使用することができず、柔道普及のために國際柔道界ではかなり前から天然畳を新素材の人工畳に替えている。実際のところ、日本人選手が國際試合に參加する際は、いずれもこの種の畳であるが、金メダルが減ることはない。したがって、滑りやすいとか使い勝手が悪いなどというのは、単なるわがままだ」と反論した。

さらに、「結(jié)局のところ、これは日本の柔道畳メーカーが五輪でひともうけしたいと思っていたため、このような不満が出たに過ぎない。これは體操競技で泰山の器具が不採用となり、日獨仏の3カ國のメーカーが分け前にあずかったのと同じだ。一部の日本メディアがやみくもに騒いでいるだけのことだ」と批判した。

記事は、「日本國內(nèi)には人工畳の練習(xí)場がほとんどないため、全日本柔道連盟は泰山の製品を輸入することで協(xié)議を進(jìn)めている」と紹介。8月に武道館で行われる世界選手権でも泰山の畳が使用されることを伝えた。（翻訳?編集/山中）