2019年3月18日、米華字メディア多維新聞は、四川省成都市の小學(xué)校食堂に対して持ち上がったカビ食品問(wèn)題について、當(dāng)局が「食品に問(wèn)題はなかった」と発表したことを報(bào)じた。

記事は、先日成都市七中実験學(xué)校小學(xué)部の保護(hù)者が「食堂で児童にカビ付きの食品を食べさせた」と集団抗議を行い、その「証拠」を検証する動(dòng)畫(huà)が拡散して大きな話題になったことを紹介。そのうえで、今回の問(wèn)題に関する同市の調(diào)査グループが17日に記者會(huì)見(jiàn)を?qū)g施し、食堂が提供した食品の品質(zhì)に問(wèn)題はなかったとの調(diào)査結(jié)果を発表したことを伝えた。

また、調(diào)査グループが二つの點(diǎn)から保護(hù)者の抗議內(nèi)容が捏造（ねつぞう）だったと結(jié)論付けたと説明。まず、保護(hù)者が用意した検証動(dòng)畫(huà)や寫(xiě)真には人為的な加工が施されているとして警察當(dāng)局が保護(hù)者3人の取り調(diào)べを?qū)g施していること、そして腹痛などを訴えた生徒36人の狀態(tài)を分析したところ、食物を由來(lái)とするものではないとの判斷が下されたことを挙げている。

記事は、保護(hù)者側(cè)に落ち度があり、學(xué)校の食堂が濡れ衣を著せられたことを意味すると解説する一方、多くの市民が依然として當(dāng)局の発表を信頼していないと指摘。ネット上では「食品に問(wèn)題がなかったのに、どうして學(xué)校の関係者まで処分を受けているのか」と疑問(wèn)の聲が出ているとした。

今回の件では「食材に問(wèn)題はなかった」との結(jié)果が出る前に、成都市溫江區(qū)の教育局局長(zhǎng)、市場(chǎng)監(jiān)督管理局長(zhǎng)が「停職のうえ検査」処分を受け、同校校長(zhǎng)も解雇処分を受けた。

記事は、ネット上から「ひとたび重大な問(wèn)題が発生すると、関係當(dāng)局に落ち度があるかどうかにかかわらず上級(jí)機(jī)関がその當(dāng)局の幹部に対して職務(wù)不履行、監(jiān)督管理不足などの『罪名』で単純かつ粗暴に処分を下す」という中國(guó)國(guó)內(nèi)における問(wèn)責(zé)制度上の欠陥に対する批判の聲が出ていることを併せて伝えた。（翻訳?編集/川尻）