2019年3月19日、韓國メディア?ニューシスは「韓國の輸出品目の偏りが深刻で、主要輸出國平均に比べ2倍近く高い」とし、「主力産業(yè)の競爭力確保と新産業(yè)の育成が急がれる」と報じた。

記事は、韓國経済研究院がまとめた輸出遍重性に関する分析資料を引用。過去2年間で急騰した半導(dǎo)體輸出により「韓國の輸出構(gòu)造の偏重性が拡大している」と伝えている。韓國の輸出品目集中度はここ數(shù)年で上昇を続け、2018年にはこの20年余りで最高値を記録しており、海外の主要輸出國（18年ベース、10大輸出國のうち香港除外）平均に比べると約1．8倍高いという。

また、資料は「韓國は輸出品目集中度が極めて高いため、一部主力品目の輸出が全輸出実績に與える影響は大きい」「特に、1位品目の半導(dǎo)體輸出が不振となった場合、韓國が受ける影響は相當なものになる」と指摘している。他國に比べ輸出集中度が高い理由については、「20年近くトップクラスを維持してきた半導(dǎo)體の技術(shù)優(yōu)位を挙げることができるが、他の主力製造業(yè)の不振と、新たな成長エンジンの開拓失敗も原因だ」と説明しているという。

さらに、資料は世界半導(dǎo)體市場統(tǒng)計（WSTS）が最近発表した報告書を根拠に、「今年の韓國の半導(dǎo)體輸出はマイナス成長となる可能性が高い」と警告している。WSTSは昨年末から段階的に、今年の世界半導(dǎo)體市場の成長見通しを下方修正している。2月末にはマイナス3．3％、特にメモリ半導(dǎo)體はマイナス14．2％と見通した。資料は「韓國のメモリ半導(dǎo)體は世界市場の6割以上を占めており、こうした見通しが現(xiàn)実のものとなれば、韓國の半導(dǎo)體輸出は大幅に落ち込む可能性が高い」「現(xiàn)実化の可能性は高い」とも指摘しているという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「半導(dǎo)體が崩れたらおしまいってことだ」「『サムスン共和國』が深刻化しているという話だな」など不安げな聲が上がっている。

また「完璧にバランスの取れた輸出をしてる國なんてあるか？」「財閥中心の経済においては、當たり前の話じゃない？」「韓國と米國、英國が同等だと思うなよ」「財閥中心の経済開発をしてきた結(jié)果だ。一朝一夕に変われるわけがない」などと指摘する聲も。

その他「大企業(yè)偏重の輸出戦略から、中小?中堅企業(yè)メインの輸出戦略に転換すべきだという記事を書いてくれ。そうすれば、自然に輸出が多角化するよ」「手遅れな気もするけど、今からでも多様性を模索していく必要がある。半導(dǎo)體も革新的なレベルアップが必要な時ではないか」と訴える聲も寄せられている。（翻訳?編集/麻江）