2013年2月19日、中國國家海洋局と人民解放軍海軍の年度座談會が北京で開催され、國家海洋局の劉賜貴（リウ?ツーグイ）局長は海軍の丁一平（ディン?イーピン）副司令員とともに出席し、海監(jiān)と海軍の協(xié)力に関する意見交換を行った。21日付で東方早報が伝えた。

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中國と周辺國の海洋紛爭が激化を続ける中、海洋での法執(zhí)行の能力や海軍との関係を調(diào)整し、中國の海洋戦略における海洋権益上の問題の解決を促進(jìn)する狙いがある。

昨年10月、中國海軍と海監(jiān)、漁政の2部門は東シナ海で「東海協(xié)作?2012」と稱する大規(guī)模な合同演習(xí)を行い、情報共有、協(xié)力に関する訓(xùn)練が重點(diǎn)的に行われた。公開情報によると、目下海軍と海監(jiān)の協(xié)力は合同演習(xí)をはじめ、海軍からの退役軍艦の譲渡にまで及んでいる。

中國海監(jiān)東シナ海総隊(duì)副総隊(duì)長として、海上での法執(zhí)行において20年以上にわたる経験を有する中國海洋発展研究センターの郁志栄（ユー?ジーロン）研究員は、「現(xiàn)在までに、初となる釣魚島（尖閣諸島）海域での海空共同巡航に投入された中國海監(jiān)137などを含む11隻の退役艦船が、改修を経て海監(jiān)に組み入れられている」と語った。

李克強(qiáng)（リー?カーチアン）副首相は春節(jié)前に國家海洋局を視察した際、「海上での法執(zhí)行能力を合理的に整理し、強(qiáng)化しなければならない」と強(qiáng)調(diào)した。公開情報によると、中國の最高指導(dǎo)層が海上での法執(zhí)行能力の整理について明確な指示を出すのはこれが初めてとなった。（翻訳?編集/岡本悠馬）