J-20戦闘機の設(shè)計にトヨタ自動車の生産方式を活用―中國メディア

Record China    2019年3月22日(金) 6時0分

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20日、新浪軍事は、J-20戦闘機の設(shè)計に、日本のトヨタ自動車の生産方式が活用されていると紹介した。寫真はJ-20。

2019年3月20日、中國メディアの新浪軍事は、J-20戦闘機の設(shè)計に、日本のトヨタ自動車の生産方式に由來する「リーン生産方式」が活用されていると紹介した。

記事によると、J-20を設(shè)計した成都飛機工業(yè)公司は、2015年より「リーン生産方式」の導(dǎo)入を始めたという。リーン生産方式とは、MIT(マサチューセッツ工科大學(xué))のジェームズ?P?ウォマック等が1990年に、日本のトヨタ自動車の生産システムを研究調(diào)査して歐米に紹介した生産方式で、トヨタ生産システム(TPS)の別名とも言われる。この生産方式の要點は「必要な時に、必要な量に応じて、必要な製品を生産する」ところにあり、プロセス管理を徹底して効率化することで、従來の大量生産方式と同等以上の品質(zhì)を?qū)g現(xiàn)しながらも、少量多品種生産に対しても柔軟に対応が可能で、作業(yè)時間や在庫量を大幅に削減できるという。

記事によると、成都飛機工業(yè)公司はリーン生産方式の導(dǎo)入により、製造業(yè)から設(shè)計や研究開発業(yè)への転向に成功したという。中國では、成都飛機工業(yè)公司によるJ-10戦闘機の國內(nèi)完全自主開発成功まで40年間、舊ソビエト連邦からライセンス生産用に提供されたMiG-21戦闘機などの部品や生産キットをもとにJ-8などの戦闘機を製造してきたが、空力弾性の技術(shù)に問題があったという。J-8の場合は超音速飛行時に振動が起き、JH-7の場合はエアインテーク(吸気口)が固定式で高速飛行を妨げていたが、成都飛機工業(yè)公司は空力弾性の技術(shù)の難題を解決し、J-10のような「傑作」を生みだしているという。

記事によると、機動性を重視した第4世代戦闘機のJ-10から、ステルス性を重視した第5世代戦闘機のJ-20戦闘機の開発までにかかったのは7年だという。米國は第4世代から第5世代の戦闘機の開発まで30年かかっているという。

最後に記事は、成都飛機工業(yè)公司について、「技術(shù)や投資の面から、1970年の設(shè)立以來長く劣勢に立っていたが、國內(nèi)外の先進(jìn)的な技術(shù)や理念を、自動車メーカーのものであろうと可能な限り取り込み、自主的に研究と開発を加えた努力を経て自らのものとしただけでも、素晴らしい功績だ」と、成功が偶然ではないと述べている。(翻訳?編集/原邦之

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