2013年2月21日、BBC中國語サイトによると、中國には環(huán)境汚染が原因でがん患者が多発する「がん村」が100カ所以上存在している。

【その他の寫真】

中國環(huán)境保護(hù)部が発表した「化學(xué)品による環(huán)境リスク防止?制御に関する第12次5カ年計(jì)畫」（計(jì)畫）によると、中國政府は第12次5カ年計(jì)畫（2011?2015年）中に人體や生態(tài)環(huán)境に深刻な影響を及ぼす化學(xué)?工業(yè)汚染物質(zhì)3000種以上に対し、全面的な防止?改善措置を施す予定だ。中國には生産過程で使用する化學(xué)物質(zhì)が登録されているだけでも4萬種以上あり、うち3000種余りが危険な化學(xué)品として今回リストアップされた。

中國では有害化學(xué)物質(zhì)による水質(zhì)汚染や大気汚染など環(huán)境への突発性事件が多発している。今年だけでも、河北省長治市の工場で発生した芳香族化合物アニリン39トンの流出事件（そのうち8．7トンが川に流入し、流域で大規(guī)模な斷水を引き起こした）や、山東省●坊市（●はさんずいに維）の一部の化學(xué)工場や製紙工場が人體に有害な汚染水を高圧を使って地下へ排出していた事件などが報(bào)道されている。

計(jì)畫によると、化學(xué)物質(zhì)による環(huán)境汚染によって多くの地域で飲用水の深刻な汚染が発見されているだけでなく、がん患者が多発する「がん村」も全國に存在している。中國メディアの報(bào)道によると、その數(shù)は100カ所以上に上る。

「がん村」は當(dāng)初、海外からのアウトソーシング産業(yè)の発達(dá)が最も早かった東部沿海地域に集中していた。しかし、東部沿海地域の産業(yè)構(gòu)造の調(diào)整や環(huán)境保護(hù)政策の強(qiáng)化によって環(huán)境汚染に関連する産業(yè)が內(nèi)陸部へ移転し、それにともなって汚染エリアや「がん村」も內(nèi)陸部へと徐々に拡大している。（翻訳?編集/HA）