2013年2月22日、韓國?聯(lián)合ニュースは朝鮮労働黨の機(jī)関紙「労働新聞」を引用し、2月20日、シンガポールのクルーザー「皇盛號(hào)」が北朝鮮北東部に位置する咸鏡北道（ハムギョンプクト）の羅津（ナジン）港で進(jìn)水式を行ったと伝えた。羅先國際旅行社の社長やクルーザーのオーナーが挨拶し、北朝鮮北東部に位置する羅先（ラソン）特別市と南東部の江原道（カンウォンド）にある景勝地?金剛山（クムガンサン）の観光促進(jìn)及び、羅先経済貿(mào)易特區(qū)の発展に力を入れたいと強(qiáng)調(diào)した?！富适⑻?hào)」は羅津港と金剛山を往復(fù)すると見られ、中國人観光客を誘致する狙いがあることがわかる。22日付で中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

2008年7月、金剛山で韓國人女性観光客が北朝鮮軍に銃で撃たれ死亡した事件が発生して以降、韓國政府は金剛山への観光ツアーを中止していた。その後、北朝鮮は外國人観光客に狙いを定め、2011年8月に、貨客船「萬景峰（マンギョンボン）號(hào)」で羅先と金剛山を往復(fù)する、外國人向けのクルーザーツアーの実施を試みた。この金剛山観光ツアーは、同年10月の時(shí)點(diǎn)で、4回決行され、400人以上の中國人が參加したものの、芳しい結(jié)果を出すことはできなかった。2012年春には、北朝鮮が金剛山観光ツアーに香港の豪華クルーザーを?qū)毪工毪葓?bào)じられた。アナリストは「北朝鮮政府も中國の旅行社も、クルーザーをより豪華にし、サービスの質(zhì)を向上しない限り、観光客をひきつけることはできないと見ており、シンガポールの豪華クルーザー『皇盛號(hào)』の導(dǎo)入に踏み切った」との見方を示している。

北朝鮮の専門家によると、この度のクルーザーの進(jìn)水式は、獨(dú)自で外國人観光客の誘致を目指したいという北朝鮮の外部に向けた意思表示である。中國人観光客が集まれば、金剛山観光事業(yè)の獨(dú)占権を持ち、観光地區(qū)內(nèi)に不動(dòng)産も所有している韓國企業(yè)?現(xiàn)代峨山の経営権?財(cái)産権侵害の問題に発展する可能性もある。韓國政府は「北朝鮮政府が現(xiàn)代峨山の観光事業(yè)獨(dú)占権を取り消すことは財(cái)産権の侵害に當(dāng)たる」と指摘し、外國人に対する観光事業(yè)の実施を停止するよう呼びかけている。（翻訳?編集/XC）