パラセル（西沙）諸島海域で操業(yè)していたベトナム漁船が、中國公船に體當(dāng)たりされ沈沒したとして、ベトナム側(cè)が中國に損害賠償を請(qǐng)求した件について、中國外交部の耿爽報(bào)道官は22日の定例記者會(huì)見で「事実を捏造（ねつぞう）しないでほしい」などと反発した。

事件あるいは事故が発生したのは今月6日だった。ベトナム側(cè)は自國の漁船が中國船に體當(dāng)たりされて沈沒したと主張。ベトナム外務(wù)省は20日になり、中國に抗議し損害賠償を要求した。また、ベトナム漁業(yè)協(xié)會(huì)は中國側(cè)に30億ドン（約1400萬円）の損害賠償を要求しているという。

耿報(bào)道官はまず、「西沙諸島は中國の領(lǐng)土であり、いかなる爭議も存在しない。われわれはベトナム側(cè)が、中國西沙諸島水域と領(lǐng)海內(nèi)での違法な漁業(yè)活動(dòng)をただちに停止するよう要求する」と述べた上で、6日の事態(tài)については「中國公船が現(xiàn)場に到著する前に、ベトナム漁船は暗礁に接觸して沈沒していた」と従來の説明を繰り返し「ベトナム側(cè)は事実を捏造しないでほしい」と主張した。

なお、ベトナム漁船の沈沒原因については、中國警備船が放水を行い、逃れようとして暗礁に衝突したとも言われている。（翻訳?編集/如月隼人）