2013年2月21日、福井県あわら市は大気汚染による健康への影響を懸念し、友好都市である浙江省紹興市への中學(xué)生使節(jié)団の派遣を中止することを明らかにした。中國(guó)都市報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

あわら市は1986年から毎年紹興市に中學(xué)生の友好訪問(wèn)団を派遣していたが、昨年の尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化により、訪問(wèn)の時(shí)期を今年3月に延期していた。だが、2月に保護(hù)者から不安の聲が上がり始め、學(xué)校側(cè)は最終的に訪問(wèn)の中止を決定した。

紹興市人民政府外事?僑務(wù)事務(wù)局はこの件について「紹興に來(lái)られるとは聞いていたが、正式な通知はなかった。訪問(wèn)リストも屆いておらず、日程も準(zhǔn)備されていなかった」と述べ、外國(guó)の訪問(wèn)団のキャンセルや直前での日程変更はよくあることとコメントした。

紹興市の対外宣伝事務(wù)局の責(zé)任者は、「紹興はあくまでも目的地の一つで、訪問(wèn)団は上海と北京にも行く予定だった。懸念されたのは北京、上海の大気の問(wèn)題だろう。紹興の空気はそこまでひどい狀態(tài)ではない」とコメントした。

あわら市は、中國(guó)の文學(xué)者?魯迅が日本で留學(xué)していたときの恩師?藤野厳九郎教授の故郷。魯迅の故郷である紹興市とあわら市は1983年に友好都市協(xié)定を結(jié)び、あわら市は毎年11月末?12月初旬頃に學(xué)生使節(jié)団を派遣している。（翻訳?編集/岡本悠馬）