2013年2月25日、春節(jié)（舊正月、今年は2月10日）前に無(wú)錫のある児童が私に電話をかけてきて、現(xiàn)在の日中関係の下でも、日本留學(xué)時(shí)に知り合った日本の友人と付き合い続けていいのか、日本の先生を訪ねに行ってもいいのかと質(zhì)問(wèn)した。この質(zhì)問(wèn)に私は感動(dòng)とともに驚きを覚えた。（文：宋栄華?中國(guó)パブリックディプロマシー協(xié)會(huì)秘書(shū)長(zhǎng)、外交學(xué)院客員教授。広州日?qǐng)?bào)掲載）

【その他の寫(xiě)真】

この質(zhì)問(wèn)に答えるには、まず認(rèn)識(shí)上の問(wèn)題をいくつかはっきりさせるべきだと思う。両國(guó)の政治関係が良くない時(shí)でも、民間交流は続けるべきなのかどうか。友好や協(xié)力を口にすることは漢奸、売國(guó)奴になるのかどうか。

■「対話＝弱腰」ではない

尖閣問(wèn)題における日本の誤った言動(dòng)は中國(guó)の根本的利益を侵害し、中國(guó)人民を怒らせた。われわれが一致団結(jié)して斷固たる闘爭(zhēng)をすべきなのは當(dāng)然で、中國(guó)政府はすでに一連の力強(qiáng)い報(bào)復(fù)措置を講じた。だが、尖閣問(wèn)題は重大で厄介な問(wèn)題ではあるが、日中関係のすべてではなく、局部的、段階的な問(wèn)題だ。したがって、この問(wèn)題のために日中関係の土臺(tái)を完全に叩き壊すわけにはいかない。われわれは闘爭(zhēng)すると同時(shí)に、より積極的に、より踏み込んで日本各界との対話を繰り広げなければならない。もちろん、対話は原則の放棄ではない。われわれは対話の中でより念入りにわれわれの立場(chǎng)と決意を説明することができる。対話はわれわれにとって他の方面での準(zhǔn)備の放棄でもなく、平和的解決を勝ち取りに行く機(jī)會(huì)である。

■「交流＝こびへつらう」ではない

日中両國(guó)は一衣帯水であり、數(shù)千年の交流の歴史がある。最も暗黒なあの時(shí)代においてさえ、両國(guó)の民間友好交流は中斷しなかった。だが日本が中國(guó)を侵略したあの暗黒の歴史のために「漢奸、売國(guó)奴」といった中華民族に軽蔑される呼稱が生まれ、わが同胞の間に日本人民との交流に対する特殊な敏感性が生まれ、「漢奸」のレッテルを貼られることの懸念が生まれた。両國(guó)関係が良くない時(shí)には、この懸念は特に強(qiáng)まる。

実際のところ、交流の度合いをしっかりと押さえさえすれば、懸念するにはおよばない。この度合いとは、民族の気概、人としての気概を保つことだ。交流においては対等と相互尊重を堅(jiān)持する。こびへつらって平身低頭してはならないし、國(guó)を売って個(gè)人的利益を求めてはなおならない。たとえ最も親密な個(gè)人的交際であっても中國(guó)の國(guó)益を損なう言動(dòng)があった場(chǎng)合は、厳粛に指摘して、必要な闘爭(zhēng)を行うべきだ。交流は原則を失してはならず、譲れぬ一線を越えてはならない。

■「協(xié)力＝売國(guó)」ではない

経済グローバル化時(shí)代において協(xié)力なき場(chǎng)所はなく、協(xié)力なきものはないと言える。大はボーイングやエアバスの航空機(jī)から、小は日常生活の必需品まで、すべての國(guó)のすべての民族が長(zhǎng)い協(xié)力のチェーンにつながれている。日中間の2國(guó)間貿(mào)易額はすでに3000億ドルを超えており、経済レベルの協(xié)力の幅と深さがわかる。すでに互いに包含し合い、一方が繁栄すれば共に繁栄し、一方が損害を被れば共に損害を被るレベルにまで達(dá)しているのだ。

協(xié)力においては対等、互恵、ウィンウィンを重視する。われわれの発展と進(jìn)歩に有利でありさえすれば、相手が高い鼻に碧眼であろうと、黃色い肌に黒髪であろうと、われわれは歓迎すべきだ。あらゆる進(jìn)んだものを?qū)Wび、參考にすべきだ。これこそが偉大な復(fù)興を?qū)g現(xiàn)しつつある民族が持つべき気概であり度量である。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/TF）