2013年2月25日、臺(tái)灣出身のアン?リー（李安）監(jiān)督が映畫「ライフ?オブ?パイ/トラと漂流した227日」で、米アカデミー賞の監(jiān)督賞を受賞した。故郷の臺(tái)灣では、母親と弟の映畫監(jiān)督リー?ガン（李崗）が歓喜の聲をあげている。NOWnewsが伝えた。

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24日（現(xiàn)地時(shí)間）に発表された第85回アカデミー賞は、アン?リー監(jiān)督の「ライフ?オブ?パイ/トラと漂流した227日」が監(jiān)督賞など4部門を制した。監(jiān)督賞の受賞は、2005年の「ブロークバック?マウンテン」に続いて2度目の快挙。

リー監(jiān)督の臺(tái)灣の実家では、母親と弟のリー?ガン氏が授賞式の模様をテレビを見守っていた。監(jiān)督賞に決定すると、2人は抱き合って大喜び。その場(chǎng)にいた取材陣全員が肩を叩き合って歓喜の涙を流し、リー監(jiān)督の快挙を稱えている。

「ライフ?オブ?パイ」は、多くのシーンが臺(tái)灣の臺(tái)中市とその近海で撮影されている。それだけに、臺(tái)灣では“國産映畫”の認(rèn)識(shí)が強(qiáng)い。リー監(jiān)督も臺(tái)灣の人々の思いを忘れず、受賞スピーチでは「臺(tái)灣なくしては、この映畫は完成できなかった」と感謝の気持ちを伝えた。公の場(chǎng)では常に夫人の林恵嘉（リン?ホイジャー）さんを伴っているリー監(jiān)督。今回の授賞式にも夫人を同伴しており、今夏に結(jié)婚30周年を迎える妻に対して、壇上から「愛しているよ」と、感情込めて語りかけていた。（翻訳?編集/Mathilda）