2013年2月25日、中國(guó)?四川省雅安市寶興県建聯(lián)村でこのほど、村民が飼育していた羊の子供が野生のジャイアントパンダに食べられるという事件が発生した。四川新聞ネットが伝えた。

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事件が発生したのは、中國(guó)の春節(jié)期間。羊を飼育する村民の家に遊びにやってきた兄弟の子供が生まれたばかりの羊を見(jiàn)たいとせがみ、村民の兄弟とその子供は家から1．5km離れた羊の飼育場(chǎng)所に向かった。飼育場(chǎng)所が確認(rèn)できる距離にまで近づいた時(shí)、付近にある木の下で羊の子供を食べる野生のジャイアントパンダを発見(jiàn)した。

2人はジャイアントパンダを驚かせてはいけないと思い、靜かにその場(chǎng)を後にし、すぐさま羊の所有者の兄弟に電話した。その後通報(bào)を受けた同県の関連部門(mén)が現(xiàn)場(chǎng)に急行。ところが、知らせを聞きつけ見(jiàn)物にやってくる村民が増えた影響でジャイアントパンダはその後山に戻って行った。ジャイアントパンダはその場(chǎng)を離れる時(shí)も、食べかけの羊を忘れることなく持ち去った。

同村は國(guó)家級(jí)自然保護(hù)區(qū)の周辺に位置しており、ジャイアントパンダが食べられる竹が豊富にある。そのため、ジャイアントパンダが農(nóng)家に姿を現(xiàn)すこと自體は珍しくないが、村民の家畜を捕食するのは初めてのことだという。（翻訳?編集/內(nèi)山）