2019年3月25日、米華字メディア?多維新聞によると、歐州のエアバスが中國から350億ドル（約3兆8500億円）規(guī)模の航空機(jī)調(diào)達(dá)契約を獲得したことに、米メディアから「危機(jī)に陥っているボーイングに新たな打撃」との聲が上がっているという。

エアバスは25日、中國からA320シリーズを290機(jī)、A350を10機(jī)受注したと発表。記事によると、ブルームバーグは「中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席がフランスを訪れる中、エアバスは350億ドルの契約を獲得した。最新鋭機(jī)が運(yùn)航停止の危機(jī)に陥っているボーイングにとっての新たな打撃だ」と述べ、「この取り引きはマクロン仏大統(tǒng)領(lǐng)が18年1月の訪中時(shí)に示した約2倍の価値」と指摘した。

マクロン大統(tǒng)領(lǐng)は以前、「中國はA320を184機(jī)、180億ドル（約1兆9800億円）相當(dāng)を購入する」としていたという。

ブルームバーグはまた、「中國の急速に増える中間層が旅行需要を刺激する中、中國は世界で最も重要な航空市場(chǎng)となった。中國はこれまで西側(cè)2社（ボーイングとエアバス）の間でバランスを保とうとしてきたが、ボーイングの受注見通しは米中貿(mào)易戦爭(zhēng)により複雑になった」と説明。米コンサルティング會(huì)社Vertical Research Partnersの関係者は「中國が『お返しをさせたければ友好的な態(tài)度を示さねばならない』ということを米國人に告げている」との見解を示したという。（翻訳?編集/野谷）