2013年2月26日、米華字メディア?多維新聞は「日中開(kāi)戦になれば、香港はどうなる？」と題した論説を掲載した。以下はその要約。

【その他の寫(xiě)真】

日中両國(guó)は尖閣諸島（中國(guó)名：釣魚(yú)島）の領(lǐng)有権をめぐって緊張の度合いを深めている。だが経済上の相互利益を考えると、軍事衝突の可能性は低いとの見(jiàn)方が有力だ。ただし、両國(guó)の政府は國(guó)內(nèi)に難題を抱えている。日本経済は低迷を続け、人心はバラバラ。中國(guó)政府は顕在化する社會(huì)の矛盾に対処しなければならない。國(guó)民の気持ちを1つにするためにも、両國(guó)政府には局部的に戦爭(zhēng)を起こす必要性があるとの見(jiàn)方も否定できない。

100年以上も國(guó)際都市であり続けている香港は、外國(guó)人との交流の歴史が長(zhǎng)く、國(guó)際紛爭(zhēng)について自らの立場(chǎng)を明らかにすることはほとんどない。日本を訪れた経験のある香港人も多く、彼らはみな日本の文化水準(zhǔn)の高さを認(rèn)めている。ましてや日本が軍國(guó)主義の國(guó)だとは決して思っていない。

もし、中國(guó)が日本と戦爭(zhēng)になれば、日本に好意的な香港人は中國(guó)政府の人間や民族主義にまみれた本土人から、「逆賊」や「走狗」といった言葉で責(zé)められる恐れがある。これまで外國(guó)との軍事衝突が発生するたびに、中國(guó)共産黨は挙國(guó)一致で大々的に相手國(guó)を非難してきた。そうした事態(tài)に陥った場(chǎng)合、「一國(guó)二制度」の香港でメディアや個(gè)人が反戦を唱えることは可能なのだろうか？可能だとしても、何らかの報(bào)いを受けるのではないだろうか？昨年、英國(guó)領(lǐng)香港の旗を掲げてデモに參加した香港人は「外國(guó)勢(shì)力のコントロールを受けている」というレッテルをはられた。これが戦爭(zhēng)狀態(tài)であったら、さらにひどいことになっているはずだ。

13億人が民族主義の熱に浮かされている今、香港人はどのような態(tài)度を示すべきなのか？それこそが「一國(guó)二制度」の最大の試練なのである。（翻訳?編集/本郷）