2020年4月から使用される小學(xué)校の社會の教科書に尖閣諸島、竹島が「日本固有の領(lǐng)土」と記載されたことに、島の領(lǐng)有権を主張する中國、韓國が反発の聲を上げた。

文部科學(xué)省は26日、小學(xué)校教科書の検定結(jié)果を公表。同日の定例記者會見でこの件に対する見方を問われた中國外交部の耿爽（グン?シュアン）報(bào)道官は、「釣魚島（日本名：尖閣諸島）問題における中國の立場は明確であり、一貫している。釣魚島とその付屬島しょは古くから中國固有の領(lǐng)土だ。日本側(cè)が何を言おうが何をしようがこの事実を変えることはできない」と述べた。

26日付の環(huán)球時報(bào)によると、韓國?聯(lián)合ニュースは「特に5、6年用の教科書において、日本の領(lǐng)土主張はより具體的、強(qiáng)力になった」と指摘。韓國外交部の報(bào)道官は同日出した聲明で「獨(dú)島（日本名：竹島）は歴史、地理、國際法のいずれにおいても明らかに韓國固有の領(lǐng)土。日本はこうした行為が誤った歴史観と領(lǐng)土観を小學(xué)生らに注ぎ込むことを意識すべきだ。韓國は獨(dú)島に関する日本の不合理な主張に果斷な措置を取る」とした。

韓國外交部は日本大使を呼んで抗議しており、韓國教育部も「教科書は韓國の獨(dú)島に対する領(lǐng)土主権を著しく脅かす」と訴える聲明を出した。（翻訳?編集/野谷）