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26日、中國?北京市では、自動車のナンバープレート抽選が、全市民參加型イベントになっている。寫真は北京市。
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2013年2月26日、中國?北京市では、自動車のナンバープレート抽選が、全市民參加型イベントになっている。北京市民の多くは、市がナンバープレート抽選制を?qū)g施してから、「車を買う?買わないに関係なく、まずは抽選に申し込む必要がある。そうしないと、買いたいと思った時に當選確率はますます低くなっている」と思っている。中國新聞社のウェブサイト?中新網(wǎng)が伝えた。
【その他の寫真】
今月25日に北京市小客車(乗用車)指標コントロール管理情報システムの公式サイトで発表された統(tǒng)計データによると、今月8日24時(現(xiàn)地時間)の時點で、市內(nèi)で自家用車用ナンバープレートの抽選に申し込んだ人は142萬3198人と、過去最高を記録した。北京市の居住人口2069萬3000人であることから、北京では14.5人に1人がナンバープレート抽選に申し込んだ計算になる。個人ではなく世帯を単位とすれば、この割合はさらに高くなる。
下がり続ける當選確率によって、マイカーを買う必要性のない世帯、さらにはマイカーの購買能力を持たない世帯までもが、世間の風潮にあおられ、抽選にこぞって參加するようになった。このため、當選確率がますます低くなるという悪循環(huán)が形成され、本當に自家用車の購入ニーズを持った人々は苦境に陥っている。南三環(huán)路に住み、北四環(huán)路の対外経済貿(mào)易大學近くの職場で働く朱さん(女性)は、「家族5人が全員、抽選に申し込んでいますが、この2年、當たったことはありません。購入予定の車種まで決めてあるのに、肝心の車を買うことがかなわず、本當に何とかしてほしいです」と愚癡をこぼした。
「ナンバープレート抽選への全市民參加」なる現(xiàn)象によって、「本當に車を買いたい人が落選する」「當選した人は別に車を買うつもりはない」という事例が至る所で発生している。一見、最も公平そうなやり方が、資源の整合性において最もアンバランスな狀態(tài)を生み出したというわけだ。職場?自宅とも北京市大興區(qū)のネットユーザーは、「北京郊外の區(qū)?県の一部は、交通渋滯問題は起こっていないのに、市街地と同じようにナンバープレート制限策の対象となっており、日常の車での外出に非常に不便をきたしている」と指摘した。また、同じく北京に住む別のネットユーザーは、「ナンバープレート抽選策実施前に車を購入した人々は、公共道路という資源を使うことが許されている。政策実施後、抽選に落ちた多くの人は、車を買う事が出來ず、この権利を享受することができないでいる。これは、後発者に対する差別であり、極めて不公平ではないか」と疑問の聲を上げた。
北京では過去に何度か、ナンバープレートのオークションが実施されるという噂が出たが、北京市は、噂が出た都度、そのような可能性は皆無だと斷固否定してきた。市交通委員會広報擔當の李暁松(リー?シャオソン)副主任は今月20日、「北京市交通委員會全市排堵保暢(渋滯解消)工作會議」において、「北京では、抽選による自家用車購入制限策を今後も続けていく方針だ。今年の當選枚數(shù)を増やすことはあり得ない。さまざまなルートによるナンバープレート分配方式を現(xiàn)在検討中であり、確定後はただちに発表する」と語った。このコメントから、北京で全市民がナンバープレート抽選に參加するすう勢は、今後1年間は変わりそうにないことが見て取れる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/內(nèi)山)
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