2019年3月28日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は「中國(guó)ではごみ焼卻が環(huán)境保護(hù)の新たな難題になっている」との見(jiàn)出しで、米誌フォーリン?ポリシーの27日付報(bào)道を紹介した。

それによると、フォーリン?ポリシーの記事はまず、「中國(guó)政府は公害と戦い『生態(tài)文明』を建設(shè)する意向を発表した」とし、「伝統(tǒng)的に、中國(guó)の公害問(wèn)題は重工業(yè)が原因だった。消費(fèi)主導(dǎo)型モデルによって経済のバランスを取り戻し、消費(fèi)を熱望する人々を抱える中國(guó)は新たな環(huán)境ジレンマに直面している。それは、消費(fèi)主義によって発生する都市の廃棄物をどうするかだ」と指摘した。

続けて、「何十年もの著しい都市化によって、中國(guó)人の半數(shù)以上が都市で生活するようになった。それとともにやってきたのが大量の都市ごみだ。世界銀行によると、中國(guó)はすでに世界最大の都市固體廃棄物発生國(guó)となっている。中國(guó)では、ごみは一般に、埋め立て（60．16％）、焼卻（29．84％）、未処理の排出（8．21％）で処理され、毎年それぞれの割合が変化している。埋め立ては、成長(zhǎng)する都市の要求に追いつくことができなくなったため、焼卻が増加している。廃棄物発電所は中國(guó)の新興都市に広がっている。焼卻固體廃棄物は、2015年は1日當(dāng)たり23萬(wàn)5200トンだったのに対し、2020年には59萬(wàn)1400トンに達(dá)すると推計(jì)されている」とした。

そして、「だが焼卻は廃棄物を排除するのではなく、その量を減らすだけで、殘った灰の10％は有害廃棄物だ。廃棄物発電所は環(huán)境に優(yōu)しくない。汚染物質(zhì)のダイオキシンの生産を最大にする非常に高い溫度を必要とするからだ?，F(xiàn)在どの國(guó)の技術(shù)もダイオキシンの生成を止めることはできない。エネルギー回収の神話は中國(guó)にとって一見(jiàn)すると魅力的だが、とても危険なものだ。焼卻は短期的な解決策であり、環(huán)境により多くの損害を與える可能性がある」とした。

最後に、「廃棄物の焼卻により汚染が増大するリスクは、中國(guó)の経済発展の新たな段階における副産物だ。環(huán)境に優(yōu)しい廃棄物処理施設(shè)の開(kāi)発と導(dǎo)入、そしてリサイクルに関する?yún)椄瘠使逃胜堡欷?、焼卻爐なしに中國(guó)の都市をきれいに保つことは困難だ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/柳川）