2013年2月27日、環(huán)球時報は庚欣（カン?シン）日本JCC新日本研究所副所長の署名記事「専門家：中國を包囲する四大火薬庫＝釣魚島紛爭が最も危険」を掲載した。

【その他の寫真】

中國の東には、臺灣海峽、朝鮮半島、南シナ海、そして東シナ海という4つの火薬庫が存在する。その影には日本だけではなく、米國が待ち構(gòu)えている。これらの火薬庫の共通點は3つ。

第一にいずれも米中の「ゲーム」の一環(huán)であるという點。しかしそれぞれの問題は個別具體的なものであり、問題ごとに異なる取り組みが必要になる。これが第二の共通點だ。そして第三が主導(dǎo)権が大事だということ。米國は問題解決の主導(dǎo)権を握ろうとしているが、地縁的にみても総合的な実力に見ても中國こそが主導(dǎo)権を握るにふさわしい。

さて、この4つの火薬庫の優(yōu)先順位に変化が生じている。この數(shù)十年棚上げされてきた尖閣問題はもともと優(yōu)先順位は最下位だったが、今や最上位となっている。そもそも日中の矛盾は極めて複雑だ。過去100年にわたり東アジアの派遣をめぐり両國は対立している上に、大國化を目指す道で両國の衝突は避けられない。日本の目指す國連安保理常任理事國入り、平和國家から「普通の國」への転換にとって中國は大きな障害とみなされている。

いわば日本にとっても中國にとっても、相手國は大國化を目指す障害なのだ。長年問題が棚上げされてきた小さな島が、なぜ今これほどの騒ぎを引き起こすのか、その背景にはこうした構(gòu)図が存在する。（翻訳?編集/KT）