2019年3月29日、米ファッション誌のVanity Fair （ヴァニティ?フェア）のウェブ版が、巨額脫稅で世界中から注目された女優(yōu)ファン?ビンビン（范冰冰）について、昨年の騒動(dòng)やその人物像などを詳細(xì)に紹介している。

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「X-MEN：フューチャー＆パスト」などに出演し、カンヌ國(guó)際映畫祭の審査員も務(wù)めた國(guó)際派女優(yōu)ファン?ビンビンに、二重契約書を使った脫稅疑惑が持ち上がったのは昨年5月のこと。ファン?ビンビンが突然姿を消したことで世界中から注目されたこの騒動(dòng)では、中國(guó)の稅務(wù)當(dāng)局が8億8400萬(wàn)元（約147億円）という巨額の罰金と追徴課稅金の納付を命じたことも話題になった。

Vanity Fair誌のウェブ版ではこのほど、ファン?ビンビンを取り上げ、「世界最大の映畫スター」と紹介。これまでの華々しい活躍、米フォーブス誌が発表したランキングで女優(yōu)部門の世界第4位に選ばれたほどの年収額、さらに世を驚がくさせた脫稅事件を紹介し、「ハリウッドでは例を見(jiàn)ないスター」と描寫している。

同誌が「世界最大の映畫スター」と紹介する根拠は、巨大な中國(guó)市場(chǎng)とその人口からくるもの。ファン?ビンビンの中國(guó)版ツイッターは6290萬(wàn)人がフォローし、SNSのフォロワー數(shù)は中國(guó)共産黨員數(shù)に匹敵するほど。中國(guó)で最も活躍する女性スターであり、國(guó)內(nèi)でのその知名度は、世界各國(guó)のどんなスターでも及ばないとしている。

なお文章では、昨年の脫稅騒動(dòng)前夜の生々しい様子も紹介。ファン?ビンビンと10年以上もタッグを組み、「ロスト?イン?北京」などヒット作を送り出してきたリー?ユー（李玉）監(jiān)督が昨年5月に會(huì)食した際、別れ際にファン?ビンビンが無(wú)言ながらしっかりと手を握ってきたという。長(zhǎng)い付き合いの中で、そのような行動(dòng)をするのは初めてで驚いたというリー?ユー監(jiān)督だが、その數(shù)日後に騒動(dòng)が持ち上がっている。（Mathilda）