2013年2月28日、パリのシンボルと言えば、何を置いてもエッフェル塔だが、そのエッフェル塔がなんと杭州に姿を現(xiàn)した。場所は、とある集合住宅地で、ディベロッパーによると、3分の1スケールで模倣して建てられ、一度は撤去する案も出たが、住民に反対されたという。28日付で中國新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

ハンドル名「パリfeng」は自身のブログに、杭州のマンションの間にそびえ立つエッフェル塔の寫真をアップしているが、目を凝らして見なければ、そこはパリの街そのものである。

「エッフェル塔だけでなく、パリの街並みまでそっくりそのまま真似して再現(xiàn)されていた。中國の自分たちの建築を跡形もなく解體して、歐米に追い付け追い越せとでも言うのだろうか」と「パリfeng」は疑問を投げかけた。

寫真がアップされると、たちまち話題になり、意見は大きく二つに分かれた?！袱趣皮猡欷い恰⒑￥蚨嗓椁胜皮猊啸螗箽莘证蛭钉铯à搿工确Q賛する人もいれば、「中國の偽物文化もついにここまで來たか。真似ばかりしていたら、中國の特色が失われてしまう」と嘆く人もいる。

この「杭州エッフェル塔」が建つ集合住宅地には、他にも「シャンゼリゼ通り」や「パリ風(fēng)の庭園」などがあり、住宅地全體がパリをイメージして設(shè)計(jì)されている。異國情緒溢れる景観から、ウェディング寫真を撮影しに來る人も多いようだ。

このような模倣建築は中國では珍しく、人気の観光スポットにもなっている。杭州のエッフェル塔、鄭州（河南省）のロンシャンの禮拝堂（フランス）、蘇州（江蘇省）のロンドン橋（イギリス）、広州と恵州（広東?。─违膝毳伐濂骏氓龋ē`ストリア）、ビザなしでもヨーロッパを周遊できる。

イギリスの建築家が、杭州の「エッフェル塔」とイギリスの街並みを真似した上海郊外の「テムズタウン」に対し、法的手段に訴えると言っていると報(bào)じられたが、今のところ、これといった動(dòng)きはないようだ。

中國の法律では、著作権の保護(hù)期間は著作者の死後50年で、杭州のエッフェル塔は著作権の侵害に當(dāng)たらないと専門家は指摘するが、今後の成り行きが注目される。（翻訳?編集/XC）