2013年3月3日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、第12期全人代第1回會(huì)議に出席する北京市以外の代表団の第一陣が今月2日午前7時(shí)20分頃（現(xiàn)地時(shí)間）、北京市に到著した。

【その他の寫(xiě)真】

今回の會(huì)議にはどのような重要な議事日程があり、庶民の期待にどのように応え、國(guó)家の將來(lái)の発展にどのような影響をもたらすのだろうか？

■注目點(diǎn)1：次期國(guó)家機(jī)関指導(dǎo)者の選出

今回の會(huì)議の重要な議事日程の1つが、國(guó)家機(jī)関の任期交代だ。これは第18回黨大會(huì)によって黨の中央機(jī)関の新舊交代と穏やかな移行が実現(xiàn)したことに続く、全國(guó)人民の政治生活における重大な出來(lái)事だ。

憲法と法律の規(guī)定に基づき、全人代常務(wù)委員長(zhǎng)、國(guó)家主席、國(guó)務(wù)院総理、國(guó)家軍事委員會(huì)主席、最高人民法院（最高裁判所）院長(zhǎng)、最高人民検察院（最高検察庁）検察長(zhǎng)など國(guó)家の指導(dǎo)者が、今回の會(huì)議で選出または決定される。

國(guó)家機(jī)関の権力は全國(guó)人民代表大會(huì)に由來(lái)し、國(guó)家指導(dǎo)者は全國(guó)人民代表大會(huì)で選出または決定される。これは國(guó)家の全ての権力は人民に屬すという憲法の精神を十分に具體化するものである。

■注目點(diǎn)2：國(guó)務(wù)院機(jī)構(gòu)改革

新中國(guó)成立後、中國(guó)は國(guó)務(wù)院所屬機(jī)構(gòu)の構(gòu)成と機(jī)能について12回調(diào)整を行った。最近では2008年に省庁統(tǒng)合を行い、中國(guó)人力資源?社會(huì)保障部（人的資源?社會(huì)保障?。?、工業(yè)?情報(bào)化部（工業(yè)情報(bào)化?。─胜伞复螭适　工蛟O(shè)立し、國(guó)務(wù)院構(gòu)成機(jī)関の數(shù)を27にまで減らした。

これまでと異なるのは、今回の會(huì)議で審議される國(guó)務(wù)院機(jī)構(gòu)改革計(jì)畫(huà)のタイトルに「機(jī)能転換」という言葉が加わったことだ。

國(guó)家行政學(xué)院の竹立家（ジュウ?リージア）教授は「中國(guó)の省庁統(tǒng)廃合改革において鍵となる問(wèn)題は、各機(jī)関の分解?組合せではなく、各機(jī)関が自らの所管分野で責(zé)任を負(fù)うことだ」と指摘する。

今回の機(jī)構(gòu)調(diào)整でも省庁統(tǒng)廃合が目的となるが、重點(diǎn)は政府の行政能力と行政理念の改革になると予想される。

■注目點(diǎn)3：民生の重要問(wèn)題に配慮した6つの報(bào)告

民衆(zhòng)の訴えに會(huì)議は応える。所得増加、住宅価格引き下げ、大気?水質(zhì)汚染対策、教育?醫(yī)療保障の強(qiáng)化、都市化の推進(jìn)、民営経済の発展など人々が感心を寄せる、國(guó)の経済と人民の生活に関するテーマへの対応が示される見(jiàn)通しだ。

全人代代表は政府活動(dòng)報(bào)告、全人代常務(wù)委員會(huì)活動(dòng)報(bào)告、審査計(jì)畫(huà)報(bào)告、予算報(bào)告を?qū)徸hし、最高人民法院活動(dòng)報(bào)告、最高人民検察院活動(dòng)報(bào)告を聴取し、審議する。慣例によって、各期の全人代第1回會(huì)議で行われるこれらの報(bào)告は、過(guò)去1年間の活動(dòng)を振り返るだけでなく、過(guò)去5年間の成果と不足點(diǎn)を全面的に総括、整理し、さらに今後の活動(dòng)について計(jì)畫(huà)を立てるものだ。

これらの報(bào)告を聞くことで、人々は自らの生活の軌跡をたどり、社會(huì)の変遷を感じ取ることができる。報(bào)告の描く素晴らしいビジョンを?qū)g現(xiàn)するには、われわれの共同努力も必要だ。

■注目點(diǎn)4：職責(zé)を履行する新たな顔ぶれ

第12期全人代代表の総數(shù)は前期と同じだが、數(shù)字の背後の意義には深い変化が生じた。都市部と農(nóng)村部で初めて行われた一票の価値が同じ選挙によって選出された代表たちなのだ。各?。ㄗ灾螀^(qū)?直轄市）の全人代代表定數(shù)の調(diào)整が改めて行われ、都市部と農(nóng)村部で約67萬(wàn)人に1人の代表という定數(shù)が実現(xiàn)した。

2987人の代表中、初當(dāng)選者は1960人で、全體の3分の2近くを占める。第一線(xiàn)の労働者や農(nóng)民の割合は前期より5．18％上がった。黨?政府指導(dǎo)幹部の割合は6．93％下がった。

出稼ぎ農(nóng)民の大幅な増加も今期の目玉だ。そのほとんどは初當(dāng)選者で、再選は上海代表団の朱雪芹（ジュウ?シュエチン）氏のみだ。朱氏は前期に初めて選出された出稼ぎ農(nóng)民の代表3人のうちの1人だ。

同じく注目されるのは、1980年代生まれ、さらには1990年代生まれの若い世代が最高國(guó)家権力機(jī)関に入ったことだ。かつて両親に溺愛(ài)されて育った1980年代生まれたちは一家の「小皇帝」と揶揄されたが、実踐に錬磨されて、すでに時(shí)代の舞臺(tái)に上がっており、ゆくゆくは社會(huì)の中堅(jiān)となる。

基層の代表數(shù)の増加と若い世代の參加は、人民代表大會(huì)制度に新たな活力をもたらした。人々は代表たちが姿を現(xiàn)わすことを心待ちにし、彼らが民意に背かず忠実に職責(zé)を履行することを望んでいる。

■注目點(diǎn)5：清新な會(huì)議運(yùn)営姿勢(shì)

中央の打ち出した作風(fēng)改善の「8項(xiàng)目の規(guī)定」は今回の會(huì)議でどのように體現(xiàn)されるのだろうか？會(huì)議経費(fèi)の厳しい抑制、會(huì)場(chǎng)の飾りの簡(jiǎn)素化、交通の合理的管理、送迎式の廃止、代表の部屋に花を飾らない……。全人代常務(wù)委員會(huì)機(jī)関はすでに、會(huì)議運(yùn)営姿勢(shì)改善の15の約束を公表した。

「形式の新風(fēng)」よりも人々が注目しているのは「本質(zhì)の新風(fēng)」だ。代表たちとしては、空論や決まり文句を口にせず、仕事の報(bào)告的な発言や一般的な姿勢(shì)表明的な発言をせず、審議の過(guò)程で人民大衆(zhòng)の意見(jiàn)が集中する際立った問(wèn)題に觸れることができるかどうかが作風(fēng)転換の試金石となる。

これまでと同様、會(huì)期中には一連の記者會(huì)見(jiàn)やプレスブリーフィングが行われる。「微博」（ミニブログ）時(shí)代に政府幹部がどのようにメディアに向き合い、ネットユーザーの否定的反応にどのように対処するかが注目される。今回の會(huì)議の透明性と開(kāi)放性はかつてなく高いものになることだろう。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山）